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新人カウンセラー西がPINES/Cebu Blue Ocean Academy日本人スタッフさんと面談させていただきました。



Cebu Blue Ocean Academyの日本人マネージャーである稲垣さんとオンライン面談させていただきました。

今回の面談では2001年開校のPINESと2015年開校のCebu Blue Ocean Academyそれぞれの特徴や強み、変更点をご教授いただきました。

PINES

バギオに立地している同校はメインキャンパスIELTSキャンパスの2キャンパスがございます。

まずバギオは多くの方が思い浮かべる南国フィリピンとは気候が異なり、冷房いらずで12~1月は気温10度程となり、現地人はコートやマフラーを着用しているそうです。また、フィリピンあるあるとして知られているタクシーでのぼったくりもなく、逆に1ペソ単位でお釣りが渡されます。タクシー内にケータイやお財布を忘れても届けてくれたなんて言う事例があるほどです。しかし、雨期である5~10月には激しい雨が降り、傘が必須となります。

メインキャンパス

同校のメインキャンパスにはスパルタコースセミスパルタコースがあり、個々の目的によって選択可能です。現在、スパルタコースでは平日の門限を19時、1コマ欠席(病欠以外)で週末スタディー(これも行わなかった場合、ペナルティ300ペソ/1コマ)等のルールがございますが、1~3か月以内にはスパルタコースのルールを厳格化する方向で検討中です。

メインキャンパスはキャンパス内に4人部屋、6人部屋、すぐ隣のコンドミニアムに1人部屋、2人部屋がございます。バギオの雨季は5月から10月で、その期間は特に雨の多いバギオですが、キャンパス内とキャンパスの真横に寮が完備されている同校では雨季でもキャンパス内は傘なしで快適にお過ごしいただけます。日本人学生にも4人部屋、6人部屋を利用してほしいと考え、大人数部屋でのプライバシー確保に力を入れております。例えばロフトベッドにはカーテンをつけることで就寝時には個室状態を作ることができます。各ベッドの上には電気やコンセントもあるため、プライベートな時間を楽しむことができます。そういった工夫もあり、個室を好まれる傾向の日本の方からも好評いただいてます。実際に同校スタッフも6人部屋を利用していますが、快適に過ごせているとのことです。

IELTSキャンパス

同校はフィリピンで唯一IELTSキャンパスを有している学校です。2023年12月4日まではテスト対策センターとしてIELTSに限らずTOEICやTOFELのクラスもございましたが、現在はIELTSのみ、TOEICの場合はメインキャンパスでの受講となっています。IELTSは試験の難易度が高く、受講者は英語学習の目的が鮮明なので学習へのモチベーションが非常に高いという特徴があります。キャンパス内の学習に対する雰囲気をより強化し、学生同士でモチベーションを高めあい「海外の大学への進学」「海外での就労」などの情報を交換し合えるキャンパス設計をしています。

近年IELTSの需要は増加傾向にあります。同校のIELTSコースを担当する講師は一般英語コースのクラスなどは持たず、IELTS専門講師としてレッスンを行っており、Pre/Regular IELTSの講師も含め、IELTSキャンパス全体の約7割が7.0を保持しています。

また、IELTSコースには点数保証コースもあり、通常の12週コースの場合は「受講開始時にIELTS模擬受験→カウンセリング→10週目で公式試験受験→カウンセリング→目標に達しなかった場合は追加で4週間の無料受講」となっていますが、同校のオリジナルである8週コースを受講の場合には「受講開始時にIELTS模擬受験→カウンセリング→8週目で公式試験受験→日本に帰国→目標に達しなかった場合は再度フィリピンに戻る→追加で4週間の無料受講」となっています。8週コース・12週コースにかかわらず、80~90%の学生は目標を達成して帰国しています。

稲垣さん曰くメインキャンパスと違い、年季の入ったキャンパスで地下1階から4階まである建物にもかかわらずエレベーターもありませんが、今現在滞在されている80代の学生様はご不満無く過ごされているとのことでした。

まとめ

同校は勤続年数が10年を超える講師はもちろん、15年以上の講師もおり、レッスンの質は担保されております。
真面目で英語学習に意欲的で集中して勉強したい方にはぴったりの環境です。

Cebu Blue Ocean Academy

同校はセブ・マクタン島の観光リゾートエリアに立地しており、目の前には海があるだけでなく、ホテルでの滞在、敷地内にはプールがあるなど、メリハリを付けた生活がしやすい環境です。

Cebu Blue Ocean Academyが立地するエリアは交通量も少なく、海も目の前にあるため、空気もきれいです。さらに、徒歩圏内には商業施設やマーケットなどもあるため、観光客が多く、治安が安定しています。リゾートに滞在しながら空きコマや週末にはローカルを体験することも可能です。

特徴

同校の特徴7つご紹介いたします。

  1. 教材
  2. 講師トレーニング
  3. ビジネスコース
  4. 施設
  5. 親子留学
  6. アクティビティ

1.教材

PINES、Cebu Blue Ocean Academyどちらの学校でも独自開発教材を使用しています。

教材自体はPINESで作成していますが、PINESの平均滞在が10~12週に対しCebu Blue Ocean Academyは6週間ほどとなっているため、教材も短期留学の学生に合わせて変更しています。

レベル分けはCEFR-Jを使用しており、10段階と細かく分けていますが、レベル1の下にもう2段階レベルがあるため、厳密には12レベルとなっています。

2.講師トレーニング

同校の講師陣は厳しいトレーニングの末に講師として採用されています。ほとんどの場合トレーニングは3~7日程度ですが、同校では2週間毎日8時から17時、無給という環境でみっちりとトレーニングを行っています。発音や英語教授法はもちろんのこと、外国人との接し方(他文化への理解)などを学びます。課題なども課されるため、それらも評価の一つとなりますが、トレーニングに臨む姿勢や人柄(厳しいトレーニングで一人一人の素の部分まで見ることができます)を見て採用するか否かを決定します。各回10~20人ほどの参加者がいますが、最後まで残るのは0~4人という狭き門です。同校の応募条件は「大卒以上」のみです。毎年年末に行われるTeacher of the yearでは評価のもっとも高い講師が表彰されますが、過去の受賞者にはズンバ講師の経験がある体育学科卒業の講師や看護科卒業の講師もおり、英語を教えること、さらには悩んでいる生徒を励ましたり後押ししたりすることに学科は関係なく、それ以上にセンスが重要という考えを持っているからです。

しかし、採用されたからと言って安心できる訳ではございません。4週間ごとにOverall Performance Evaluationという査定があり、生徒やHead Teacherなどによる評価で96%以上をキープし続けることが必要になります。94%以下の場合1回目:Head Teacherとの面談、2回目:レッスン提供できるコマ数が減らされ、空きコマはトレーニング、3回目:契約更新なしまたは最初のトレーニングからスタートというルールを定めているため、講師の質を高く保つことができます。

また、同校も多くの講師がIELTSスコア7.0以上を保持しています。

3.ビジネスコース

同校のビジネスコースは2つのコースが用意されています。どちらにするかは入学してから決めることができるので、ご自身の伸ばしたいスキルに合わせてお選びいただけます。

①マンツーマン5コマ+グループ2コマのコースは標準的なビジネスクラスのコースで、ビジネスマナーやメールの書き方を学ぶことができます。
②マンツーマン6コマのコースはさらにレベルの高いビジネススキルを学びます。こちらのコースは英語力はもちろん、どのような分野について学びたいのかなど明確なビジョンのある人に向いています。

どちらのコースでも最後に他生徒や講師の前でプレゼンを行います。題材は自由ですが、②を選ぶ生徒は特に自分の働いている会社の製品や自分の仕事の分野に関する内容を詳細まで英語でプレゼンすることが多いです。

4.施設

同校はホテル滞在ということに加え、同じ敷地内にキャンパスがあり、ジムやランドリー、Cafeなども完備されています。

キャンパス内の職員オフィスはドアなどもなくオープンな作りになっていることに加え、レッスン前後に必ず通る場所に位置しています。木曜日はEOP(母国語禁止ルール)が適用される日なので、日本人スタッフさんに対しても英語で話さなければいけませんが、それ以外の日であれば、悩み事などを日本語でも相談できるようになっています。各国のスタッフさんがおり、誰に相談をしても大丈夫なので、なんとなく話したいことがあるときには些細なことでもなんでも相談できる環境になっています。

ホテル内には木陰でくつろげるスペースもあるので、まったり勉強したときなどにもご利用いただけます。

お食事は3食付きで学生様からは好評だそうです。

また、併設されているカフェではエスプレッソをバリスタが作ってくれます。稲垣さんは一日に2回ほど利用するそうで、一番お金を使っている常連客だそうです。マンゴーシェイクなどメニューも充実しているので、一度は足を運んでみてください。

5.親子留学

親子留学の際にほとんどの方がセブを選択します。そのため、同校では親子留学者専用の教材も独自開発しています。同校が親子留学地として人気な理由は、プールが完備されているためレッスン後や空きコマにお子様がプールで遊び、夜には英語とプールの疲れで慣れない環境でもすぐに寝てくれるため、親御様がご自身の自由時間を作りやすいというところだそうです。

6.アクティビティ

同校ではさまざまなアクティビティが定期的に行われています。

①卒業式(隔週金曜日)
同校では基本的に2週間毎の入学となり、2週間単位での通学期間となるため、卒業式は2週に一度金曜日の放課後に開催されます。月~木は1コマ=45分であるのに対し、金曜日は1コマ40分とし、早まった時間で卒業式を行います。

②Reading competition / 英単語クイズ / 早口言葉など(隔週金曜日)
卒業式の無い週の金曜日には英語に課する学習系アクティビティが行われます。

③Zumba(週1)
自由参加でみんなで体を動かし、リフレッシュすることができます。

④Board Game Day(月1)
月に一度しか開催されていませんが、同校アクティビティでは1,2を争う人気のアクティビティです。

⑤City Tour(隔週末)
新入生が入学した週末に講師引率のもと行われます。

⑥Free Diving Class(毎週木曜日)
ホテルのプール(深さ3M)でシュノーケルを使って深く潜るレッスンが韓国人スタッフによって行われています。韓国人スタッフさんは沖縄でダイビングを教えていた経験もあるので、日本語での対応も可能です。

⑦Open MIC(月1)
屋外で行われるカラオケ大会です。
2月からは新入生歓迎パーティーとしての隔週開催を検討しており、木曜日か金曜日にナイトプールでのアクティビティとして検討を進めているとのことでした。これからはカラオケに限らず、フィリピンの伝統的なダンスグループによるダンス披露も行われる予定です。

まとめ

同校はフィリピン留学にキラキラしたセブのリゾート留学をイメージされる方、リラックスした環境で勉強したい方にピッタリの環境です。

お買い物が好きで空きコマや放課後、週末にはショッピングという方にはセブシティ内の学校、リゾートで楽しみたい、お酒が飲みたいといった方には他のリゾート系の学校が良いとのことでした。

学校詳細ページ

<PINESの詳細ページはこちら>
PINES学校担当者様訪問記→2023年9月15日
PINES視察報告→PINES Mainキャンパス視察情報(2022年9月)はこちら
       PINES IELTS Specialized Campus(旧チャピスキャンパス)視察情報(2022年9月)はこちら
       PINES IELTS Specialized Campus(旧チャピスキャンパス)視察情報(2023年10月)はこちら
       PINES Mainキャンパス視察情報(2023年10月)はこちら

<Cebu Blue Ocean Academyの詳細ページはこちら>
Cebu Blue Ocean Academy視察報告→Cebu Blue Ocean Academy視察情報は(2023年4月)こちら