【フィリピン/セブ】SMEAG Capital Campus視察報告
2026年10月26日(月)、フィリピン・セブ島にある語学学校「SMEAG Capital Campus(エスエムイーエージー・キャピタルキャンパス)」を訪問しました。SMEAGは、IELTS・TOEFLなどの試験対策に強みを持つ語学学校で、一般英語やビジネス英語など幅広いプログラムを提供しています。今回の視察では、Capital Campusの学習環境や講師陣、試験対策の実績、校内設備などを詳しく確認しました。また、マクタン島のEncanto Campus、ルソン島のTarlac Campus、さらにマクタン島で建設が進められている新キャンパス「Baydream」についても最新情報を伺いました。
SMEAG Capital Campusの大きな特徴は、IELTSをはじめとする英語試験対策に力を入れていることです。今回の訪問時点では、在校生約270名のうち100名以上がIELTSコースを受講しているとのことでした。さらに、繁忙期には在校生が約500名に達し、そのうち200名以上がIELTSコースを受講することもあるそうです。IELTS 7.0のスコア保証コースを受講する学生も珍しくなく、高い目標を持って英語学習に取り組む学生が多い点も特徴です。
学校側の説明によると、これまでにIELTSのリーディングやリスニングで9.0という最高スコアを取得した学生もいたとのことです。また、IELTSコースでは、12週間の受講で平均1.0〜1.5ポイント程度のスコアアップを達成しているとの説明も受けました。今回ご案内いただいたSMEAGスタッフの福島様も、過去に同校でIELTS保証コースを受講されていた卒業生とのことです。実際にSMEAGで学んだ経験を持つスタッフから、授業内容や学習環境について直接説明を受けることができました。なお、スコアアップ実績は学校側から伺った参考情報であり、すべての受講生のスコアアップを保証するものではありません。
SMEAG Capital Campusには、長年にわたり英語教育に携わってきた経験豊富な講師が在籍しています。学校側によると、Capital Campusでは10年以上勤務している講師が全体の約2割を占めており、新型コロナウイルスの流行以前から勤務を続けている講師もいるとのことです。長年の指導経験によって蓄積された教育ノウハウを活用し、初心者だけでなく、高い英語力を持つ学生にも対応できる体制が整っています。
実際に、過去にはTOEFL iBTで120点満点を取得した中国人留学生もいたそうです。その学生は、英語学習をIT化するビジネスを構想していた方で、SMEAG在籍時にTOEFLで満点を取得したとのことでした。こうした高いレベルの学生を指導できる講師陣が在籍していることも、SMEAGの強みといえます。
SMEAG Capital Campusは、IELTSだけでなくTOEFL対策にも力を入れています。今回の説明では、TOEFLの新しいスコア基準である1.0〜6.0のスケールに対応し、授業内容や教材についても新形式に合わせているとのことでした。また、SMEAG Capital CampusはIELTSおよびTOEFLの公式試験会場としての機能も備えています。
以前ペーパーベースのTOEFL試験に使用されていたスペースは、現在では自習室として活用されています。さらに、British Council(ブリティッシュ・カウンシル)とも提携しており、今後は学習用リソースを設置する予定とのことです。TOEIC公式試験についても、今後再開する方向で準備が進められています。
SMEAG Capital Campusでは、Cambridge English(ケンブリッジ英語検定)の公式試験センターとしての認定も目指しています。学校側によると、2027年中の認定を目標として準備を進めているとのことでした。公式試験センターとして認定されるためには、一定の実績や基準を満たす必要があり、認定前は公式ロゴの使用も認められないそうです。今後、正式に認定されれば、Capital Campusで対応できる英語試験の選択肢がさらに広がることになります。
Capital Campusでは、1階から6階までの階段に、卒業生のIELTS試験結果が掲示されています。これまでに多くの学生がスコアアップを達成してきたため、掲示スペースが足りなくなるほどの数になっているとのことでした。実際の卒業生の試験結果を日常的に目にすることができるため、現在学習している学生にとっても大きな刺激になる環境です。
SMEAG Capital Campusでは、EOC(English Only Challenge)という独自の取り組みを導入しています。フィリピンの語学学校では、校内で母国語の使用を禁止するEOP(English Only Policy)を採用している学校も少なくありません。一方、SMEAGでは、英語のみを使用するルールを全学生に義務付けるのではなく、希望者が自主的に参加するチャレンジ制度を採用しています。EOCに参加した学生は、学校生活の中で積極的に英語を使用し、英語でのコミュニケーション能力向上を目指します。現在、参加者は全学生の約10〜15%とのことです。
また、EOC参加者向けには月1回の特別な課外活動も実施されています。過去には、テレビ局でインタビューを受けたり、病院で医学生と英語で交流したりするアクティビティも行われたそうです。教室内だけでなく、実際の社会の中で英語を使う経験を積める点が魅力です。
フィリピンでは、祝日になると通常授業が休講となる語学学校が多くあります。一方、SMEAGでは、年間の授業カレンダーを前年のうちに決定しています。フィリピンでは大統領令によって急遽祝日が制定されることがありますが、SMEAGではそのような場合でも、事前に決定した授業カレンダーに従って授業を実施する方針とのことです。
また、学校カレンダー上の祝日には、希望者が無料で参加できるグループクラスが用意されています。開催時間は午前9:00〜12:00、午後13:00〜16:00となっており、参加は任意ですが、多くの学生が参加しているとのことでした。限られた留学期間を有効活用し、祝日も英語学習に取り組みたい方にとって嬉しい制度です。
Capital Campusでは、学生が学習に集中できるよう、校内設備の充実にも取り組んでいます。以前ペーパーベースのTOEFL公式試験に使用されていたスペースは、現在自習室として活用されており、British Councilとの提携による学習用リソースの設置も予定されています。
また、校内のジムには、新たにランニングマシンや、階段を上る動作を再現するステアクライマーなどのトレーニング機器が導入されました。英語学習の合間に運動できる環境が整っており、長期留学中の運動不足解消にも役立ちます。
校内の売店などでは、E-moneyカードを利用したキャッシュレス決済にも対応しています。ランドリーは9:00〜21:00に利用可能で、1階にはペーパーテストなどに活用されるマルチメディアルームも設けられています。また、毎週土曜日には学生向けのアクティビティが実施されており、オフィス内にはアクティビティ情報が掲示されています。
SMEAG Capital Campus内には、「Busy Bee(ビジービー)」という幼児教育施設も設けられています。Busy Beeでは、1歳半からの子どもを受け入れており、年齢に応じた教育プログラムが用意されています。3〜4歳の子ども向けには、アルファベットを使った文字の学習や算数などが取り入れられています。
また、1〜2歳向けには3つの科目を中心としたプログラムが用意されているとのことです。教材も豊富に準備されており、学校側によると、2歳の子どもが9か月間留学しても十分に学習できるほどの教材があるそうです。実際に、長期間英語環境で学んだ結果、母国語よりも英語の方が得意になった子どももいたとのことでした。
SMEAG Encanto Campusは、マクタン島のリゾートエリアに位置するキャンパスです。学校側の説明では、Capital Campusが「勉強」を重視するキャンパスであるのに対し、Encanto Campusは「勉強+遊び」を重視するキャンパスとして位置付けられています。英語学習だけでなく、リゾート環境での生活やアクティビティも楽しみたい方に適した環境です。また、Encanto Campusにも日本人マネージャーが在籍しており、日本人学生へのサポート体制が整っています。
Encanto Campusでは、2026年3月から2歳児の受け入れも可能となりました。プレスクールプログラムを通じて、小さな子どもも英語環境で学ぶことができます。親子留学を検討している方にとっても、選択肢が広がっています。
Encanto Campusでは、オーストラリアなどへのワーキングホリデーを予定している方向けの準備コースも提供しています。英語学習だけでなく、銀行口座開設などの生活準備に関するサポートや、実際の職場で英語を使う機会も用意されています。今回の説明では、提携先のBluewater(ブルーウォーター)ホテルがインターンシップ先となっていることも紹介されました。海外で働くことを見据え、英語力と実践経験の両方を身につけたい方に適したプログラムです。なお、ワーキングホリデー準備コースはEncanto Campusで提供されており、Capital Campusでは提供されていません。
SMEAGはセブ島だけでなく、ルソン島のタルラックにもキャンパスを展開しています。Tarlac Campusでは、ジュニア世代を対象とした英語教育や長期学習プログラムなどを提供しています。英語力の向上だけでなく、海外での集団生活や生活面の管理を通じて、自主性や国際感覚を養うことも重視されています。
今回の視察では、SMEAGがマクタン島で進めている大規模な新キャンパス開発計画についても詳しく説明を受けました。新キャンパス「Baydream」は、第一キャンパスと第二キャンパスから構成されるプロジェクトです。建設地は、EV AcademyのLa Mer Campusから南方に位置する海沿いのエリアとのことでした。
第一キャンパス「Baydream 1」は、2027年5月の開校を予定しています。最大収容人数は約800名を想定しており、大規模な語学教育施設として整備が進められています。学校側によると、すでにショールームも用意されており、代理店向けのファムツアー(視察ツアー)の実施も計画されているとのことです。
客室設備にも力を入れており、各部屋にはウォシュレット付きトイレを完備し、60インチ以上の大型モニターを設置する予定です。このモニターは、Encanto Campusの客室に設置されているものよりも大きいサイズになるとのことでした。
さらに、Baydreamは海沿いに建設されており、ビーチエリアの整備も計画されています。ビーチエリアには、約50メートル規模の大型プールを設置する予定で、Encanto Campus以上の施設環境を目指しているそうです。加えて、PTE(Pearson Test of English)の公式試験会場としての認定・導入も予定されています。
第二キャンパス「Baydream 2」は、2030年の開校を予定しています。最大収容人数は約1,500名を想定しており、第一キャンパスを上回る規模となる計画です。また、滞在施設としてヴィラの建設も予定されているほか、商業施設の誘致についても検討が進められています。語学学習施設に加え、宿泊環境や生活利便性も充実した大規模キャンパスとして、今後の展開が期待されます。
※Baydreamに関する情報は、2026年10月26日の学校訪問時に伺った計画段階の内容です。開校時期、収容人数、施設設備、試験会場の認定状況などは今後変更される可能性があります。
SMEAGでは、原則として2年に1度の料金改定を行っているとのことです。また、国によって案内する通貨が異なり、日本向けには日本円、韓国向けには韓国ウォン、中国向けには米ドルで料金を設定しています。現時点では、日本向け料金を米ドル建てに変更する予定はないとの説明を受けました。
SMEAG Capital Campusでは、今後新たなスピーキング特化コースを開設する計画もあるとのことでした。従来から強みとしているIELTS・TOEFLなどの試験対策に加え、実践的な英会話力の向上を目指す学生に向けたプログラムの充実も図られる見込みです。具体的な開講時期やカリキュラムについては、今後の正式発表が待たれます。
今回の訪問で特に印象に残ったのは、SMEAG Capital Campusの英語試験対策に対する取り組みの充実ぶりです。在校生約270名のうち100名以上がIELTSコースを受講していることや、IELTS 7.0保証コースを選ぶ学生も珍しくないことなど、明確な目標を持って学習する学生が多いことが分かりました。
また、長年の指導経験を持つ講師陣が在籍していることに加え、IELTSやTOEFLで高得点を取得した学生の実績、公式試験会場としての環境、自習スペースの整備など、学習面のサポートも充実しています。さらに、EOC制度や祝日の無料グループクラスなど、学生が自主的に英語学習へ取り組める仕組みが用意されている点も印象的でした。
一方、Encanto Campusではリゾート環境での英語学習やワーキングホリデー準備、Tarlac Campusではジュニア教育に取り組んでおり、SMEAGグループ全体として幅広い留学ニーズに対応しています。2027年5月にはBaydream 1、2030年にはBaydream 2の開校も予定されており、今後の展開にも注目したいところです。
FUJIYAMA Internationalでは、今回の現地視察で得た情報を踏まえ、お客様の目的やご希望に合わせた留学プランをご提案してまいります。SMEAGへの留学をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。