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【オーストラリア】Browns English Language School来社報告


オーストラリアのブリスベン・ゴールドコースト・メルボルンにキャンパスを構える語学学校「Browns English Language School」の日本人マーケティングスタッフであるRoyさんにご来社いただきました。Royさんが最後に当社オフィスにご来社されたのはコロナ以前でしたので、コロナ後の同校の変更点や改善点に加え、同校の立地する3都市の特徴やワーホリ生の現状などをお話しすることができました。


ブリスベン校には300名の生徒が在籍しており、日本人比率は17%です。以前はゴールドコースト校が圧倒的に人気でしたが、近年はほどよく都会且つ自然も残り、1年を通して温暖なブリスベンの人気が高まっており、進学のため、将来のために真面目に勉強したい学生が多いキャンパスとなっております。


ゴールドコースト校には180名の生徒が在籍し、日本人比率は19%とブリスベン校と比べやや高くなっております。他キャンパスに比べると学生ビザの生徒は少なく、観光ビザやワーホリビザでお越しになる学生が多いことが特徴です。また、夏のマリンスポーツを楽しむために選択する学生も多いため、冬の時期(7~8月)は生徒数が少なくなります。観光客も多い都市なので、観光業(お土産屋さんやガイドなど)での仕事をしたいワーホリ生から特に人気の高いキャンパスです。


メルボルン校は2024年1月15日に開校したばかりですが、学校としては既に20年の歴史を有しており、新キャンパスでも質が担保されているという理由から、開校から3カ月足らずで既に200人もの学生が在籍しております。来月以降は250人の学生が在籍予定ですが、高品質なレッスン提供や学生管理などのことを考え、最大受け入れ人数は270~280人ほどに設定する予定です。日本人比率は16%と3キャンパスの中では一番低くなっております。


同校の特徴はActive8によって徹底管理されたレベル別のクラス分けです。ほとんどの学校では4技能(reading/writing/listening/speaking)の平均点でのクラス分けが行われますが、同校は8技能(reading/writing/listening/speaking + grammar/vocabulary/pronunciation/functional usage)で分けられ、午前中のCoreクラスは平均点でのクラス分け、午後のActive8では各スキル別のレベル分けを行っております。また同校では選択科目の提供はございません。選択科目があれば弱点強化に繋がると思われるかもしれませんが、自分では弱いと思っている技能でも実は他の技能の方が弱かったり、自分の好きな科目ばかりに偏ってしまったりというデメリットがあるためです。


上記のデメリットを改善できる取り組みが、一日1時間設けられているAccelerateと呼ばれる自習の時間です。BROWNS Passport上の学習記録を確認することで弱点の強化を行います。BROWNS Passportには講師から強化すべきスキルや単元、コメントがもらえるので、教室内の教材や掲示してあるQRコードからデジタル教材をダウンロードして学習を進め、その都度講師に確認してもらいスタンプを集めます。過去には一日で14ものスタンプを集めた学生さんもいたそうです。


現在、オーストラリアのワーホリ人気が高まり、レストランの採用条件も厳しくなりつつあるとのことで、そんなワーホリ生に最適なコースのご用意もございます。バリスタコースでは、ホスピタリティ英語や実践トレーニングを提供しており、5週間完結のコースの中で3つの資格取得を行います。特にRSAは飲食業での就労の際には必須資格になるため、クラス内で取得できることは大きなメリットです。また、最近の特徴としてUpper-Intermediate以上の英語力且つ経験があり、基本的なトレーニングなしで就労開始可能な人材を最低賃金以上の時給で最小限の人数のみ雇うオーナーが増えているとのことで、BROWNSでの受講経験や保有資格を履歴書に書くことができるのは大きな強みとなります。


同校は大人向けのコースのみならず、11~17歳の学生には高校進学コースにも力を入れています。高校進学コースは通年で開講しており、1週間の短期通学も可能ですが、7~8割の学生は現地校進学のために真面目に英語学習に取り組んでいます。同校の高校進学コースは大人のESL受講生主体の校風とは異なり、出席率や門限が厳しく管理されています。春や夏の長期休みの期間にはジュニアプログラムも開催されますが、6割方日本人学生であるため、大半が中国やベトナムからの学生の同コースは日本語環境から脱却するにはうってつけの環境です。


同校は独自の携帯用アプリも開発しており、そのアプリで自身のケジュール管理や学習状況の確認、アクティビティの開催情報や参加申請が可能です。オリエンテーションの際に同アプリの使用方法もレクチャーしていただけるので、すぐに使いこなしていただけます。また、my BROWNSというシステムを5年かけて開発し、コロナ後から使用しています。同システムを使うことで、学校と学生にだけでなく、エージェントも加えて全ての連絡をスムーズに行うことができるようになりました。


同校の受講料は他校と比較して5~10%ほどお高く設定しておりますが、全て生徒への還元のために使用されています。例えばActive8のスキル別クラスの提供(細かい学生管理)、無料アクティビティの開催(アイスクリームパーティ・ピザパーティ・ワインを飲みながらグラスへのペインティングイベント等)、BROWNSカラーである赤と白を基調としたきれいな校舎の設備維持最新のアプリ開発など、学生がより良い環境で過ごすことができるように、そして真面目に勉強したい学生が集まりやすい環境になるように考えられているため、上記のような値段設定となっております。



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