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HELP English来社報告


フィリピンのクラークとバギオの2都市にキャンパスを構えるHELP Englishの日本人スタッフ藤澤さんにご来社いただきました。フィリピンの他の学校に留学後、2校目としてHELP Englishに通われた卒業生でもあります。

HELP Englishは1996年に開校し、フィリピンで最も歴史のある伝統校でスパルタシステムを始めた元祖として有名です。フィリピンで一番厳しい学校といっても過言ではありません。

「講師の常勤率(※HELP Englishは2年以上勤続していることと定義しています。)が90%を超える。」という同校では、旧キャンパス(マーティンスキャンパス)が無くなった際にもほぼすべての講師がそのまま残ったというエピソードも今回お聞かせいただけました。フィリピン文化ではあまりない帰属意識の高さが伺え、待遇面以外にも居心地の良さを講師自身も感じているように思います。(※一般的にフィリピン人講師は2ヶ月契約で、タイミングがきたら解雇という形で更新していくため、セブの某有名校でも常勤率は約30%程度となっています。 )

また、同校では集まる生徒の層が他校さんと大きく異なるため、リベンジ留学の方が多いそうです。例えば1年間のワーホリで思ったより英語が伸びなかった方の留学を指します。留学で失敗した方や後悔した経験がある方が辿り着く場所という意味でも質の高さが伺えます。表現が難しいですが、「限られた時間の中で最大の成果」をあげるための方法を熟知している学校とも置き換えられます。「いい意味で自助努力をさせてくれる環境が整っている」と担当者様は形容されておりました。

試験対策コースにも定評があり、歴史と伝統、講師の質は今までも変わりません。繁忙期には試験対策コースが予約でいっぱいになる珍しい学校です。中でもTOEFLコースを開校している学校は非常に少ないため、TOEFL目当てで入学する生徒も多いそうです。なお、独自開発の教材を使用している同校では、授業内容を自由にデザインできます。

厳しいEOP(母国語禁止ルール)でも有名な学校ですが、クラーク校では、ベストを着たEOPチェッカーが巡回しており、見つかった場合の罰金が50ペソとなっています、一方ロンロン校では、チェッカーがいない代わりに見つかった場合の罰金が250ペソというキャンパス間の違いがあります。また、ロンロン校では韓国式の義務自習も選択可能で、夜間学習(義務)3コマを任意でつけられます。この時間中は居眠りやおしゃべり、イヤホンも禁止という静かな環境でストイックに勉強したい人にうってつけの環境です。

クラーク校とロンロン(バギオ)校ではインターネット環境にも大きな違いがあります。インターネット環境が良好なクラーク校、改善中のロンロン校となっております。フィリピンのWi-Fiは1MGの速度で優秀なのですが、クラーク校では3~5MGのスピードが出ています。なお、クラーク校の1階フロアでは引き続き使用不可となっておりますが、その他エリアではストレスが少ないです。一方のロンロンではエントランス付近では繋がりますが、現在改善に向けて動いている最中です。

最後に、今回ご来社いただいた藤澤さんについてですが、学校の販売方法やセールスポイントではなく、精神論について多くを語ってくださったのが印象的でした。また、当社からご紹介した生徒様全員のパーソナリティや現地での様子を詳しく伺え、感謝の一言に尽きます。大規模校や老舗校ほど、一人ひとりのケアがおざなりになってしまいがちですが、ここHELP Englishでは、それを感じさせぬほど生徒といい距離感でお付き合いができているように感じました。「入学前と卒業時に生徒の顔つきが変わるのが嬉しい」とのお言葉から分かるように、大変信頼できる担当者様でした。藤澤さん、この度はお暑い中わざわざご来社いただき、誠にありがとうございました。

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