メルボルンインターンシッププログラム体験談(大学生/男性)
今回は「メルボルンインターンシッププログラム」に申し込まれたKazumaさん(大学生/休学留学)の体験談です。
KazumaさんはメルボルンにあるIT系の企業で9月からインターンシップをされています。
2016年8月にフィリピン(セブ)のC2 Ubec English Academyにて4週間留学後、 2018年3月~9月までの約半年間、再びC2 Ubec English Academyにてご留学されておりました。
現在インターンをされている会社の業種は?
現在インターンをされている会社の業種は?
主にwebサイトやインターネット、SNSを使う中小規模の会社向けのマーケティング代理会社です。
その業種を選んだ理由は何ですか?
私は、大学生であるため社会経験がなく、
マーケティングや営業などの仕事を間近で経験、
見てみたかったことからこの業界を選びました。
その企業でのKazumaさんのお仕事の内容は?
主な仕事はメールの管理やエクセルなどを使った簡単な上司やクライアントのスケジュールの管理、クライアントに関する情報収集をしています。
また、仕事とは言えないですが、
様々なマーケティングの仕事に関係するサイトやアプリについて調べたり、
今後の会社のサービスについてどのような戦略を構築していくか上司と議論したり、
上司の営業について行ったりもしています。
上司との相談や雑談相手をしたり、秘書のようなことをしています(笑)
小さい会社であるため、会社の様々なことに携われるため、とても良い経験になっています。
現在働き始めてどのくらい経ちましたか?
現在、11月第1週の時点でこの会社で働き始めてからちょうど2ヶ月です。
職場環境や同僚はどうですか?
私の会社はコワーキングスペースを使用しています。
そこには主に写真やwebサービスに関係する会社が多いです。
写真を撮影するためのスタジオもあり、また他の会社の従業員もとても気さくで良い雰囲気の中で仕事をしています。
私の上司は仕事熱心な女性で、面倒見がよく、私に様々な職場経験を与えてくれています。
英語で質問をしやすいように会話をしてくれるなど、私の英語の向上にも注意を払ってくれています。
難しいことはありますか?
正直、仕事に関するほとんど全てのことが難しいです。
社会経験が全くないことと、全て英語で会話をしなくてはいけないことで疲れが2倍に感じられる時があります。
オーストラリアでインターンをする前に英語を勉強していたとはいえ、
あくまで一般的な日常会話やテストのための英語であり、ビジネス英語とは全く違うものでした。
ビジネス英語では、私が知らないような言葉が出てくることが当たり前であるため、
その英語がどのような分野、意図を含んでいるか瞬時に予測する必要があります。
まったくわからない事については上司に聞いたりしますが、
いちいち質問したり、辞書を使って調べていてはとても会話についていけず、
また、会話を遮ってしまうことになるため、とても大変です。
特に最初の一週間は会社がどのようなことをしているのか、
どのような分野なのかがまったくわからなかったためとても疲れました。
私の会社は、職場にも関わらずとてもカジュアルな雰囲気であるため、
どのような立ち振る舞いをして良いのか時々不安になる時があります。
私は社会経験がないため、一概にはいえませんが日本では仕事がない時でも仕事を何か探し出して、
行動しなければいけないことが多いと思うのですが、
私の会社では、仕事がないときはキッパリと仕事を止め、家に帰る時が多くあります。
また、上司の仕事だけが残り、私の仕事がないときも先に帰ることも時々あります。
そのような事を経験したことがなかったため、初めの頃は仕事がなくても仕事場に残って仕事を探していましたが、
現在では上司に「帰ってもいいよ」と言われたら帰るようにしています。
このような職場環境、文化の違いに慣れることもとても大変です。
ビジネスインターンをして良かったことは?
語学学校では身につかないような英語の勉強をできることです。
語学学校ではTOEICなどのテストのため、日常会話のために英語の学習をしますが、
先生や英語を勉強中の生徒はとても優しく間違っていても咎められることはありません。
そのような環境で勉強することも大事ですが、やはり職場で英語で話さざるを得ない環境、
間違っても誰も助けてくれない環境に身を置くことでより自らの英語の力を伸ばすことができると思います。
会社では自らの意見を表現しなくてはならず、そうしなければ仕事を与えてもらえないため、
様々な仕事についての自らの意見を常に言えるように気をつけています。
これは英語学習のためにとても役に立っていると思います。
また、様々な国籍、人種、言語、背景をもった人々と仕事をする事で
今まで自らがもっていた考えとは全く違った発想や価値観に出会うことができます。
それらに出会い自らの考え、行動を根こそぎ変えてしまうのではなく、
何が良くて何が良くない事であるか、なぜその考えが良くて、また良くないのか、
自らがもっていた価値観のどこが良くて、どこが良くなかったかを認識するように務めるようになりました。
これは、海外の会社でインターンをしていてよかった事だと思います。
将来この経験をどう活かしたいですか?
私は英語はあくまで会話の一手段と考えており、将来、海外で仕事がしたいわけではなく、
様々な意見を持った人々と交流をして自らの考えを柔軟にしたいと思い現在のインターンをしています。
そのため、様々な国籍、人種、言語を持つ人々と働いているこの経験を活かして、
自ら得た経験、考えだけを正しいと思うのではなく、
他の人の意見、発想を柔軟に取り入れられるような心構えをもって、将来の仕事に活かせたら良いと考えています。
Kazumaさんありがとうございました。
通常ビジネスインターンシップは4~6週間なのですが、Kazumaさんのお仕事に対する姿勢が評価され、会社側からインターンシップ延長のオファーをもらい現在も継続して働かれています。
当初2企業のインターンを希望されておりましたが、2つ目をキャンセルして現在の企業を延長されました。
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