PHILIPPINES

フィリピン

フィリピン基本情報


フィリピンは日本同様、島嶼国家で海岸線の長さはカナダ、インドネシア、グリーンランド、ロシア、に次いで世界5位となっており(日本は6位)、7,000以上の島々から構成され、数多くのビーチリゾートが点在します。気候は熱帯海洋性で、年間を通して温暖です。フィリピン海を挟んで日本、ルソン海峡を挟んで台湾、スールー海を挟んでマレーシア、セレベス海を挟んでインドネシア、南シナ海を挟んでベトナムと隣接しており、日本の最西端に位置する与那国島からフィリピンの最北端バタン諸島までの距離は約480kmと東京~大阪間と同等の距離です。また、季節は大きく3つに分けられ、3月から5月が乾季、6月から11月は雨季、12月から2月が涼しい乾季(年間を通して最も過ごしやすい)となっています。6月から11月の雨季シーズンも日本の梅雨のような長雨は少なく、一時的なスコールが降る程度です。
なお、日本同様8月から10月はフィリピンでも台風シーズンとなっています。


国名
フィリピン共和国(Republic of The Philippines)
首都 メトロ・マニラ
面積 299,404k㎡
人口 約100,000,000人
言語 英語 フィリピノ語
民族構成 マレー人95%、中国系1.5%、その他3.5%
宗教 カトリック(82.9%)、イスラム(5.1%)等
通貨 フィリピン・ペソ
硬貨:P10,P5,P1,¢50,¢25,¢10,¢5,¢1
紙幣:P1000,P500,P200,P100,P50,P20,P10,P5
消費税 12%
時差 日本より1時間遅い


フィリピンの気候

マニラ

マニラの雨期は6月から10月が一般的ですが、日本の梅雨とは異なり、1日に数回スコールが降る程度です。また、梅雨明け後の11月から5月頃が乾季で、安定した気候が続き、なかでも12月から2月が大変過ごしやすくなっています。

セブ

セブ島の雨期は7月から10月頃ですが、晴天が続くことも多々あります。10月から12月にかけては台風が発生し、雨季後でも雨が頻繁に降ることがあります。乾期は通常1月から6月で、そのなかでも1月から2月がベストシーズンとなっています。

クラーク

クラークは熱帯性気候で、年間を通して温暖な気候です。毎年6月〜11月頃が雨季ですがスコールが多く、毎日降り続くことはありません。12月〜5月頃が乾季で、なかでも2月〜5月にかけてとても暑くなります。

バギオ

バギオは海抜1,500mの高さに位置し年間の平均気温が約20度とフィリピン国内でも大変過ごしやすい街となっています。年間を通して日本の秋と似たような気候です。

ダバオ

ダバオは台風の影響がほとんどなく年間気温は20度から35度の間です。年間降水量は約2000ミリで他都市と比べて雨が少ないため意外と過ごしやすい環境です。


平均気温 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
マニラ 27.0℃ 25.5℃ 28.5℃ 30.0℃ 30.0℃ 29.0℃ 28.5℃ 28.5℃ 28.5℃ 28.5℃ 28.0℃ 27.0℃
セブ 26.5℃ 27.0℃ 27.0℃ 28.0℃ 29.0℃ 28.0℃ 28.0℃ 28.0℃ 28.0℃ 27.5℃ 27.0℃ 27.5℃
クラーク 26.5℃ 27.0℃ 28.5℃ 29.5℃ 30.5℃ 29.5℃ 28.0℃ 28.0℃ 28.0℃ 28.5℃ 27.5℃ 26.5℃
バギオ 5.8℃ 6.1℃ 8.9℃ 14.4℃ 18.7℃ 21.8℃ 25.4℃ 27.1℃ 23.6℃ 18.2℃ 13.1℃ 8.4℃
ダバオ 28.0℃ 28.0℃ 28.5℃ 29.0℃ 29.5℃ 28.0℃ 28.0℃ 28.0℃ 28.5℃ 28.0℃ 28.5℃ 27.5℃


ビザについて

フィリピン留学は、渡航前に日本で各種ビザを申請する必要がありません。旅行で渡航する場合と同様にノービザで入国し、ノービザの観光客が長期滞在や就学を合法的に行うためのビザを到着後に学校が代理申請してくれます。

入国審査時に入国目的を「留学」としてしまうと留学ビザが必要になってしまうので、必ず「観光」で入国してください。入国カードも同様に「観光」の欄にチェックしてください。



現地生活について

交通手段


フィリピンではタクシー(一部地方はタクシーなし)、ジプニー、トライシクルなどが一般的な交通手段ですが、現地での移動は安全性の高いタクシーを利用するようにしましょう。都心部では観光客慣れしたタクシー運転手が通常より高い運賃を請求してくるようなケースもあるため、乗車の際に必ずメーターがスタートしているかどうかを確認しましょう。また、行き先が郊外やリゾートなどの場合、帰りに乗ってこられる客が少ないため、運賃にいくらか上乗せした金額を請求されることが多くあります。安全性の高いタクシーでも夜間など1人での乗車は避けましょう。




国際電話


国際電話の利用方法として日本、もしくは現地の携帯電話、スカイプなど、インターネット無料電話、公衆電話などの手段があります。フィリピンには3社(SMART、GLOBE、SUN)の携帯電話通信会社があり、電話機本体と同時にSIMと呼ばれる電話番号がついたICカードを購入し、電話機本体に挿入して使用します。携帯電話の利用料金体系は、月額払い方式とプリペイド方式(100、300、500ペソのカード)の2種類があり、プリペイドカード方式の携帯電話を購入する場合、身分証明書などは必要ないので、ショッピングセンターなどの携帯電話ショップで購入し、直ちに使い始めることができます。電話機本体+SIMで1,500ペソから購入が可能です。3ヵ月以上の中・長期滞在の方は携帯電話があると便利です。現地の携帯電話から日本に発信した際の通話料金は500ペソ程度で約15分間の通話が可能です。国内通話は15分で80ペソ程度です。




インターネット


宿泊施設では基本的に無線インターネットの利用が可能です。自身のノートパソコンやスマートフォンを持っていけば変圧器を使わずに日本で使う場合と同様に使用できます。ただし、フィリピンはインフラが不安定ということもあって、インターネットのスピードは遅いです。高速インターネットを求める方は有料のUSBを現地で購入することをお勧めします。




家電製品の使用


日本の電圧が110Vに対し、フィリピンは220Vです。留学生がよく持っていくようなパソコンやデジタルカメラ、携帯電話は変圧器を使用しなくても日本で使う場合と同様、現地でもほとんど使用できます。コンセントの穴は日本と同じタイプのAタイプなので変換プラグなどは必要ありません。
ヘアードライヤーにつきましては変圧器がないと使用できません。ドライヤーなどが使用できる変圧器は日本で購入すると数万円と非常に高額ですが、現地でドライヤーを購入する場合、500~1,000ペソ程度です。




飲酒・喫煙について


原則的にキャンパス内での酒類の持ち込み、および飲酒は学校の校則で禁止されています。飲酒、及び喫煙が見つかった場合は即退学になります。お酒を飲む場合はレストランや居酒屋などに行きましょう。なお、喫煙は学校の指定場所でのみ可能です。




食事について


フィリピン留学では基本的に授業料と学生寮、食事がセットになっていることが一般的です。学校によって食事は異なりますが、メニューは日替わりでさまざまです。また、学校を一歩出ると飲食店が点在し、美味しいシーフードや鶏肉などを格安で召し上がることができます。南国ということもあり、パイナップルやパパイヤ、マンゴーなどは絶品です。

フィリピン料理は淡白であることが特徴です。「しょっぱい」、「すっぱい」、「甘い」といった味の料理が多く、他の東南アジア諸国とは異なり、辛い料理はほとんどありません。味付けは南国ならではの食料であるココナッツなどを使った料理が目立ちます。料理に使う具材は鶏肉や豚肉が種となっていますが、もともとフィリピンは様々な食文化が交じっています。他の東南アジアと共通する料理や、日本の食文化も入っているので醤油を使った料理もあります。

日本と比べて物価が安いため自炊する方はそれほど多くありません。自炊した場合と外食した場合の料金もそれほど変わらないため、多くの方が外食するケースが多いです。




ショッピングについて


各都市には必ず大型ショピングモールがあり、日本食も豊富に取り揃えています。両替や日用品などの購入はもちろん、売っている商品を見ても日本などの先進国に見劣りしないほどの商品を取り扱っています。日本と比べて物価が安いので、最初は値段に驚いてしまうこともあります。




銀行について


フィリピンで外国人が銀行口座を開設する際には2種類の身分証明書が必要となり、留学生の場合、パスポートとACR I カード(外国人登録証明書)および、証明写真が1枚になります。

◆口座開設に必要なもの
・パスポート
・パスポート以外の身分証明書
・証明写真

◆送金の受け取り方法
自分名義の銀行口座があれば日本からの送金は簡単に受け取れます。
なお、海外送金なので入金確認には約1週間前後を要します。

◆口座維持手数料
フィリピンでは銀行口座に対して銀行によって料金は異なりますが「口座維持手数料」がかかります。

◆帰国時の口座解約
IDのコピーを持参し、銀行窓口で口座解約手続きをします。

◆主要銀行
・Banco De Oro
・Philippine National Bank
・Bank of Philippine Islands



治安について

日本と比較すると決して治安が良いとは言えません。日本人が最も犯罪被害に遭うことが多いのはジプニー(乗合バス)などに乗車しているときにスリの被害に出くわすといったケースがあります。「夜道を1人で歩かない」、「移動にはタクシーを使う」など心がけている方はほとんど犯罪被害に出くわさないのが現状です。

◆危ない場所を事前に把握する
学校に着いたらオリエンテーションがありますので、しっかりと話を聞くのはもちろんのこと、困ったことや不安などがあれば、すぐに学校スタッフに聞きましょう。

◆スラムや裏通りに近付かない
危険な場所は避ける。軽率な好奇心が危険を招きます。

◆夜遅くに出歩かない
昼より夜のほうが当然危険度は高まります。
夜の女性の1人歩きは特に危険です。

◆うしろポケットに財布を入れない
日本で何気なくやってしまいますが、これも注意です。
ジーンズなどのうしろポケットに財布や携帯を入れていると、スリに遭う可能性が高まります。

◆多額の現金を持ち歩かない
必要最低限に抑えるようにしましょう。

◆子どもに気を付ける
日本ではイメージがつきづらいですが、貧富の差がまだ残るフィリピン。
組織された子どもの窃盗団もあり、小さい子どもに取り囲まれて、相手をしていたら財布を盗られていた、というのはよくある手口です。

◆派手な格好をしない
ブランド物やアクセサリーをたくさん身につけるのも危険です。



フィリピンの世界遺産


① フィリピンのバロック様式教会群
スペイン統治下にあった16世紀に建てられた4つの教会が1993年に世界文化遺産に登録

② コルディリェーラの棚田群
ルソン島北部に広がる世界最大規模の棚田地帯として1995年に世界文化遺産に登録

③ ビガン歴史都市
マニラの北、約400kmにある16世紀のスペイン統治時代の街並みが今も残る都市で1999年に世界文化遺産に登録

④ トゥバタハ岩礁海中公園
フィリピン、スールー海の真ん中にある東南アジア最大ともいわれる珊瑚礁は1993年に世界自然遺産に登録

⑤ プエルト・プリンセサ地底河川国立公園
パラワン島の地底にある鍾乳洞内を流れる川が1999年に世界自然遺産に登録

⑥ ハミギタン山岳地域野生動物保護区
ミンダナオ地方東部ダバオ州にある野生生物保護区で2014年に世界自然遺産に登録

フィリピンのバロック様式教会群




1. マニラのサン・アグスティン教会
2. パオアイのサン・アグスティン教会
3. サンタ・マリアのヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会
4. ミアガオのサント・トマス・デ・ビリャヌエバ教会

サン・アグスティン教会が最古の教会で、4つの教会は、第二次世界大戦の戦火を耐え抜き『地震のバロック』とも呼ばれるほど強固な造り。

コルディリェーラの棚田群




イフガオ族の人々を2,000年に渡り養い続け、総延長20,000kmに及ぶコルディリェーラの棚田は、別名「天国へ昇る階段」とも言われる。
首都マニラからバスで約10時間移動し、そこからトライシクル(サイドカー付きのバイク)で約1時間、さらに徒歩で2時間程の場所に立地する秘境。
美しい棚田をトレッキングしたり、温泉に行ったりすることができて、バナウェの町は落ち着いていてとても過ごしやすいお勧めの世界遺産。

ビガン歴史都市




第二次世界大戦の戦火を奇跡的に逃れた16世紀、大航海時代のスペイン風な街並みが残る都市ビガンには、セント・ポール大聖堂やサルセード広場が見所として有名。
パオアイにある世界遺産サン・アグスチン協会や、サンタマリアにあるアスンシオン協会もお勧め。
ビガンへは、マニラからバスで約8時間、飛行機の場合、最も近いラオアグ空港から車で約2時間。

トゥバタハ岩礁海中公園




フィリピンで初めて世界遺産登録された、東南アジア最大級の珊瑚礁でウミガメの巣などもある。
トゥバタハ岩礁海中公園へはパラワン島、プエルトプリンセサの南東約80kmにある為、船で約9時間要し、また1年の中で3月〜6月にしか行くことができない。
ダイビングスポットになっているので、美しい海でダイビングを楽しむこともできる。

プエルト・プリンセサ地底河川国立公園




鍾乳洞内を流れる川を一時間程度のボートツアーでまわることができる。
パラワン島のプエルト・プリンセサにあるのでトゥバタハ岩礁海中公園とセットにして巡る方が多い。
パラワン島へのアクセスはマニラからプエルト・プリンセサまで飛行機で約1時間で飛行機はほぼ毎日運行している。
また、パワラン島にあるフィリピン最後の秘境と『エルニド』もお勧めスポットで、特に欧米人に人気のリゾートとして賑わっている。

ハミギタン山岳地域野生動物保護区


ハミギタン山岳地域野生動物保護区


ユネスコとフィリピン外務省によると、約2万6千ヘクタールの保護区に計1380種の野生生物が生息しており、うち341種がフィリピンの固有種で『ハミギタン山岳地域野生動物保護区』でしか確認できない生物が8種。
絶滅寸前のフィリピンワシ、フィリピンオウムの鳥類、絶滅危惧種のレッドラワン、ラン科のパフィオペディルム・アッドゥクツムの植物などの数少ない生息地でもある。



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フィリピン留学渡航案内では次のような役立つ情報をご紹介しています。
フィリピンへの留学をご検討中の方はぜひご覧ください。

  • 留学必需品
  • 現地生活について
  • 入国手続きに関する書類の記入例
  • フィリピンの祝祭日カレンダー
  • 航空会社選択方法や出国審査について
  • ビザについて