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留学豆知識

英文履歴書作成方法


英文の履歴書には日本のように決まった形式がないので、要点をしっかり押さえて応募先に見やすいように作成するのが一般的です。ワーキングホリデー等で現地でのアルバイト探しを行う場合、複数枚必要になることが多いので、パソコンで作成し、データとしてお持ちになることをお勧めします。また、スペルミスなどは英語力を疑われる場合がありますので、作成後の添削はしっかり行ってください。


英文履歴書作成例

  1. お名前・住所・電話番号・メールアドレスを目立つように記入
  2. OBJECTIVE→自分の探している仕事やポジションを記入
  3. QUALIFICATIONS/SKILLS→過去の仕事で培った能力や自分の性格のポジティブな面、仕事に役立つスキルを記入
  4. Work History→過去の職歴を新しい順に箇条書きで記入(実績などあれば具体的に記入)
  5. Education→最終学歴を記入(大学以降の学歴は新しい順に全て記入)
  6. ADDITIONAL INFORMATION→ボランティアや各種試験の点数、保有資格を記入

履歴書作成時のポイント

日本では決まったフォーマットがあり、顔写真や性別、場合によっては国籍の記入が必須ですが、海外、特に欧米圏では自由にWordなどを使用して作成し、個人のプライバシーとなりうる項目は名前と連絡先以外記入しません。理由としては見た目や性別、人種などで合否を左右すべきではない、また採用・不採用の結果によっては雇用主側が人種差別をしていると判断される可能性があるからです。

作成する際には名前がわかりやすく記入されていること、住所・電話番号・メールアドレスに間違いがないことはしっかりと確認しましょう。

また、欧米圏での仕事探しでは、現在探している仕事内容と過去の職歴や学校で勉強した内容との関連性が重要になるため、ワーホリで渡航される際には現地で就きたい仕事に少しでも関わりのある職歴を日本で経験してから渡航されることをお勧めいたします。

ボランティアや英語の試験結果、語学学校通学等も強みとなりますので、ページに余裕があれば記入するとよいかと存じます。

最後に履歴書作成の際に最も大事なことは「A4の紙1枚にきれいに収まっていること」です。内容を厳選し、具体的かつ簡潔にまとめて1枚に収めることが基本ですが、学歴や職歴が多すぎる場合は最大でも2枚以内には収めてください。長すぎると最後まで読んでもらえず、面接すらしてもらえないということになるのでご注意ください。