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動物の名前の由来 in オーストラリア


コアラやカンガルー、カモノハシ、ウォンバットなど、オーストラリアには特有の野生動物が多く生息しますが、コアラやカンガルーなど「ラ行」で終わる動物はアボリジニ語が語源となっています。

コアラの場合、アボリジニ語で 「水を飲まない(水なしで生きていける 動物)」を意味し、実際にユーカリの葉に含まれている水分だけで生きています(ユーカリの葉は60~80%が水分で、水を飲む必要がない)。

カンガルーについては、昔オーストラリアを訪れた西洋人が「あの動物は何ですか?」という質問に対して、先住民族のアボリジニがアボリジニ語で「分からない=カンガルー」と答えたという情報もありますが、確かな根拠もなく、世間に言い伝えられている俗説とされています。
実際にはアボリジニ語の「gangurru=跳ぶもの」が変化して、現在の「kangaroo」になったと言われています。
また、ウォンバットもアボリジニ語からつけられた名前で「平たい鼻」を意味します。

上記のオーストラリア特有の動物はオーストラリア各地にある動物園で見ることができますが、運が良ければ野生動物に出会えることもあります。