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WALES 日本人マネージャー金子さんのスペシャルインタビュー


【WALES】WALESの日本人マネージャーのキャリア選択とは?

フィリピン・バギオにある語学学校WALESにて、日本人マネージャーとしてお勤めの金子さん。バギオに初めて訪れたのはわずか1年半前(2015年9月)で、日本の一部上場企業のポジションを捨てて海外に挑戦された方です。今回はそんな金子さんに、留学の先輩という視点から、WALESの良さや海外でのキャリア形成のノウハウをお伺いしました。  






金子遼平さん  
WALES日本人マネージャー。渡航前の生徒さんのケア、ベトナムマーケティング、現地学生の学習コンサルテーション等、幅広い業務を手がける。 日本の大手会社を辞めて、WALESへ留学(インターン)したことがバギオへ来るきっかけ。大手日系企業では得られなかった「裁量権」を求め、自ら掴んだ海外就職という道。  




【バギオ格安留学】なぜ海外へ飛び出したのか?  

ー就職活動戦線を勝ち抜いて得た、大企業を突然お辞めになったとお伺いしましたが、金子さんはどうして海外に飛び出したのでしょうか?  

僕は元々オーストラリアのワーキングホリデーを志望していました。  
というのも、大学の頃から海外志向だったのも若干あったのですが、飛び出す勇気がなく…。就職活動の時も海外にブランチ(支店)を出し始めて、今後も海外に力を入れていくオープニングスタッフを求めているような企業だったので応募したのですが、入った途端に海外の支店が閉鎖し始めて、「どうやったら海外に行けるのかな。」と考え始めたのです。  

ー入社直後に、ご自身の思い描くキャリアの道が閉ざされてしまったのですね。  

当時22~23歳で、「ワーキングホリデーなんてものがあるんだ。ワーホリで渡航してあわよくばワークビザも取れたり、仕事できたりするんじゃないか」とも考えました。 でも、その時は英語ができた訳ではなかったので、最初は語学学校への通学を考えましたが、3ヶ月通ったらすごい高いじゃないですか。100万は超えてくるという感じですよね? それで、ぶっちゃけたことを言うと、インターンの応募をたまたま見つけ「ただで半年も英語勉強できるじゃん。」と思ったのが一番の理由でしたね。  

ー勢いで海外に飛び出せるような方のほうがかえって成功するケースは多いですもんね。  

でも、せっかくフィリピンで英語を勉強しながら働くのであれば、その環境も"英語しか使わないところ"がいいなということを感じたんですね。その想いをエージェントさんに伝えたところ、「今は全然日本市場では有名ではないけど、金子さんの志向にあった英語環境の学校がWALESだよ。」と教えられ、そのままWALESのスカイプ面接を受けました。  

ータイミングとやりたいことが合致してお決めになられたのですね。  

12月15日に仕事を辞めて、12月の後半にスカイプ面談をして、年明けにはバギオに来ていました。  

ー早過ぎませんか…笑  

おっしゃっていただいたタイミングで即決でしたね。 ただ本当に行けるかどうか不安だったので良かったです。今までお話しした内容が海外に飛び出した経緯ですね。




「WALES」のここが好き  

ー日本人マネージャーとして、WALESのどこが好きなのでしょうか?  

海外で仕事をするっていう視点でお話しをさせていただくと、よく言う言葉で「裁量権」がすごくて、日本と全く違うというところです。

ーまさにご自身が求めていらっしゃった就労環境なのですね。  

前にいた会社は1,000人~2,000人規模で、当時は本当に与えられた仕事しかできなかったのですが、しっかりとした給料はもらえていました。今(WALES)の給料はフィリピン水準ですが、その中でブルーマンデーにもならず、楽しく失敗しながら学べる仕事をできているという実感はあります。

ー日本で働かれている多くの方が羨む労働環境じゃないでしょうか。海外ならではの苦労も多そうですがいかがでしょうか。

今は日本のマーケットとベトナムのマーケットを担当させていただいているのですが、ニーズも言葉も全然違います。職場でも日本人すぎたら例えば「つまらない、細かすぎる」とか、そのような評価を受けてしまうので、やはりフィリピンで働いているからには、フィリピンの文化に合わせる必要がある、ということが言えます。もちろん冗談も言いますし、ちょっと陽気な人間にならなくてはならない部分もあるので、そういった点が好きです。  

ー最高ですね。日本にいる時と何か変わった部分はありますか。

人間関係の面でも奮闘しながらはやっていますが、マーケティングというもの自体、さらにはブランディングなどの考えを持っていない人間でしたので、結構直感で日本にいる時から動いていました。今は相手の立場になって考えるということなど、ビジネス的にものごとを考えられるようになりました。  

ーそういった中で、例えばどういった工夫をされているのでしょうか。

どういった資料が見やすいのか、どのような動画なら皆の心に響くのか、どんな写真が一番分かりやすいのか、などと考える幅が広がりました。そうした部分から、まさに自分のこともそうですが、"WALESをどの様に見てもらえるか"ということをしっかり考え、他校がやっていることを上手くWALESなりに落とし込んでやっていく、というのを体験させてくれる場所となっています。  




どんな方にWALESは合っている?  

ーWALESさんは30歳以上や40歳以上の方をメインにされると伺いましたが?

元々、WALESのコンセプトの根底にある輩出する人材は「国際的に横のつながりや輪を作る人間」とお話しさせていただいているのですが、一歩引いて、例えば国際情勢だったり国際的なビジネスの部分で人と人を繋ぐパイプ役のような存在になる人の輩出をWALESは目指しています。ですので、必然的に30歳以上の学生が多く集まってきます。  

ー多国籍校であるWALESさんだからこそのコンセプトですね。そんな異文化交流ができる環境で、どういった方に来て欲しいと思われますか。

実際にWALESには卒業後、日本に帰る方、そのまま海外に出られる方、転職を考えていらっしゃる方などさまざまな学生がいます。卒業後にワーホリで欧米圏に渡航する30歳前の方もいたりすると思うので、そうした方達に最初はぼんやりとでも良いとは思うのですが、国際的な感覚を身に着けられるような学校であることを知ってもらいたいです。  

ざっくり言うと、海外での就職もそうですが、日本で仕事をしながら、海外の方と繋がり、どこかしらで英語を使う環境であったり、その中で日本人と海外、また別の国籍の人との軋轢を緩和できるように国際交流を経て、"海外を知ってもらえるツール"としてWALESを知ってもらいたいです。

ーWALESさんでの留学経験をどのように活かしていけるとお考えでしょうか。

日本人は文章構成ができても最後の最後につまずいて、結局変な理解をされて終わってしまうことが実際に起きている現状なので、そういった部分を少しでも減らすために、やはりツールとして使う英語の中でまさに「発音」という部分にフォーカスしています。  

WALESは中近東などの学生が在籍する多国籍校なのですが、最も多い国籍は台湾人です。多国籍な環境だからこそ、英語以外にも色々と学ぶことができ、その経験を次の職であったり、大学生であれば次のステップに活かしていただけるかと思います。  

ー最後に、どんな生徒さんならWALESさんを気に入っていただけそうでしょうか。

そうですね。「受け入れる姿勢」を持った方がいいですね。 最初は「国際交流できると思いました」、「国籍色豊かって聞きました」と言う日本人学生が多いのですが、結局ほとんどの日本人学生は外国人学生と話しません。  

例えば、中近東の学生に関しては、がたいが良かったり、その人の背丈をはじめ、国籍によってさまざまな色があるので、「ちょっと怖い」と感じてしまう学生が多いからです。  

逆に、40歳でもシニアの方であってもガンガンしゃべる学生もいる環境なので、そういう姿勢を持っている学生の方が確実にWALESを楽しめると思います。  

ー金子さん、ありがとうございました。




インタビュー後記


謙虚で、実直、傾聴力も抜群の金子さん。語学も堪能で、優秀な方なので、誰からも好かれるようなキャラクターです。会話の節々に「謙虚さ」を感じさせる大らかなお人柄でした。ご自身が現在の語学力を手に入れるために、それこそ、血のにじむ様な努力をしていらっしゃるはずなのに、そのノウハウを生徒さんのために、無償で提供する姿勢にも感銘を受けました。ただの生活相談に留まらない、学習コンサルまで密にしていただける語学学校はそう多くないはずです。英語力向上に留まらず、グローバル社会を生き抜くために「学校として何を提供できるか?」をいかに日々、真剣に考えていらっしゃるのかがよくわかるインタビューでした。




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