【フィリピン/セブ】CG Academy Banilad Campus 視察報告
2026年10月27日(火)、フィリピン・セブ島にあるCG Academy Banilad Campusを訪問し、日本人マネージャーのGonさんに校内施設や学生寮をご案内いただきました。
CG Academyは、セブ島にBanilad CampusとSparta Campusの2つのキャンパスを構える人気語学学校です。Banilad Campusの定員は280名、Sparta Campusは150名で、今回の訪問時点での稼働率はそれぞれ85~87%、約93%と、いずれも非常に高い水準を維持していました。特にBanilad Campusの内部寮は満室となっていましたが、学校から徒歩約5分の場所にある外部コンドミニアム「Alicia」であれば受け入れ可能とのことでした。
現在、Banilad Campusでは施設のリノベーションが進められており、教室は3フロアのうち2フロア、学生寮は全体の約80%で改修が完了しています。4人部屋については約半数の改修が終了しており、リノベーション前のお部屋に割り当てられた場合でも、改修済みのお部屋への変更をリクエストすることが可能です。ただし、空室状況などによっては希望が叶わない場合もあります。また、キャンパス内のバスケットボールコートには屋根を設置する計画があり、床材についても現在のコンクリートから一部ラバー素材への変更が検討されています。
国籍比率については、日本人学生が約35%を占め、日本、台湾、ベトナム、サウジアラビア、中国からの学生が多く在籍しています。アラブ圏の学生は約10%で、ロシアやミャンマーからの学生もそれぞれ1~2名在籍している一方、韓国人学生は比較的少ない状況です。食事ではハラルフードにも対応しており、多様な国籍や文化的背景を持つ学生が生活しやすい環境が整えられています。
日本人学生へのサポート体制も充実しており、Banilad Campusには日本人正規マネージャー2名とインターンスタッフ1名が在籍しています。Sparta Campusにも正規マネージャー1名とインターンスタッフ2名が配置されており、営業時間内はオフィスにスタッフが常駐しているため、学習面から生活面まで気軽に相談することができます。
特に印象的だったのは、学生自身がオフィス内のモニターで各講師のスケジュールを確認し、講師変更やレッスン時間の変更をリクエストできる仕組みです。講師との相性や自身の学習スタイルに合わせて授業を調整できることは、学習効率を高めるうえで大きなメリットといえます。また、オフィスには各種申請書が用意されており、旅行申請や施設の修理依頼なども行うことができます。
学習面では、通常授業に加えて任意のエッセイ添削サービスも提供されています。学生が作成したエッセイをオフィス内の所定の場所に提出すると、毎日添削を受けられるため、ライティング力の向上を目指す学生にとって有益な制度です。グループクラスについても約15種類のトピックが用意されており、学生は自身の興味や学習目的に合わせて希望する授業に参加できます。
また、Banilad Campusにはイギリス人のネイティブ講師が在籍しており、Sparta Campusにはカナダ人講師が在籍しています。フィリピン人講師によるマンツーマン授業に加え、ネイティブ講師から英語を学べる点も魅力の一つです。なお、Banilad Campusのマンツーマン教室は、講師と学生が横並びで着席するレイアウトとなっています。
CG Academyでは毎月1回レベルテストを実施しており、成績最優秀者と最も英語力が伸びた学生には賞金が贈られます。単純な成績の高さだけでなく、入学後の成長度合いも評価されるため、英語初級者から上級者まで学習意欲を維持しやすい仕組みとなっています。
校舎3階にはオリエンテーションルームが設けられており、入学式や卒業式などのイベントに使用されています。こちらは自習室としても利用でき、深夜24時まで開放されているため、授業終了後も集中して学習に取り組めます。また、約2カ月に1度の頻度でボランティア活動が企画されており、ボランティア活動を実施しない時期には別のイベントが開催されるなど、学生同士の交流機会も設けられています。
施設面では、校舎や学生寮が基本的に1~3階建てとなっており、授業の多くは1~2階で提供されています。広い敷地に建物が配置されたキャンパス型の学校でありながら、比較的フラットな動線で生活できるため、日常的な階段の上り下りが少なく済む点もメリットです。毎日複数の授業を受講するフィリピン留学では、こうした移動負担の少なさも快適な留学生活につながる重要なポイントだと感じました。
校舎2階にはカフェがあり、飲み物や軽食だけでなく、日用品やSIMカードなども販売されています。袋麺を購入した場合には、その場で調理してもらうことも可能です。また、食堂に設置されている電子レンジは24時間利用できるため、授業時間外や夜間に軽食を温めたい場合にも便利です。
学生寮は2~3階に配置されており、フロアごとに男女が分かれています。寮内ではWi-Fiも利用でき、日常生活に必要なインターネット環境が整えられています。ランドリーサービスとお部屋の清掃サービスは無料で提供されており、清掃についてはランドリー受付で随時申請することができます。洗濯や清掃にかかる負担を軽減できるため、学生が英語学習に集中しやすい環境です。
キャンパス内にはジムも設けられており、以前在籍していた専属トレーナーは現在不在となっていますが、入口にはフィリピン人の管理スタッフが配置されています。ジム内にはトイレも完備されており、学生が日常的に運動を取り入れやすい施設となっています。
健康面のサポートとしては、ジャパニーズヘルプデスクによる往診サービスがあり、月曜日を除く平日に学校を訪問してくれます。海外生活では体調不良時の医療機関へのアクセスに不安を感じる方も少なくありませんが、学校内で日本語による医療サポートを受けられる体制があることは安心材料の一つです。
なお、CG Academyでは2026年11月23日以降に受講を開始する学生を対象として、短期集中型のBooster ESLコースの内容と料金が変更されます。新たに毎週土曜日のマンツーマン授業4コマが追加され、通常スケジュールでは1週間で最大40コマ、2週間で最大84コマのマンツーマン授業を受講できるようになります。
初日の月曜日は午前中にレベルテストとオリエンテーションを実施し、午後にマンツーマン授業4コマを受講します。火曜日から金曜日までは1日8コマ、土曜日は4コマのマンツーマン授業が提供され、日曜日は休講となります。2週間コースでは、2週目の月曜日にも8コマの授業を受講することで最大84コマとなります。
今回の変更に伴い、Booster ESLコースの授業料は1週間390ドルから450ドル、2週間670ドルから720ドルに改定されます。土曜日の授業を受講しない場合でも授業料の減額や返金はありません。また、祝日については休講、マンツーマン4コマ、マンツーマン8コマから選択でき、授業を希望する場合には事前申請が必要となります。すでにお申し込み済みの学生についても、所定の追加料金を支払うことで土曜日の追加授業を受講できます。
さらに、2027年1月からはBanilad Campusの1人部屋と2人部屋の寮費も改定される予定です。4週間あたりの寮費は、1人部屋が1,000ドルから1,100ドル、2人部屋が750ドルから800ドルに変更されます。今後お申し込みを検討される方は、適用料金やお部屋の空き状況について事前に確認することをおすすめします。
今回の訪問を通じて、CG Academy Banilad Campusは、高い稼働率が示す人気の高さに加え、継続的な施設リノベーション、柔軟な授業変更制度、充実した日本人サポート、生活利便性の高さなど、総合的にバランスの取れた語学学校であると改めて感じました。
特に、講師や授業時間を自身の希望に合わせて調整できる仕組みや、毎日のエッセイ添削、成績優秀者・成績向上者への表彰制度など、学生の自主性と学習意欲を引き出す工夫が随所に見られました。また、比較的上下移動の少ないキャンパス設計や、無料の洗濯・清掃サービス、校内カフェ、医療サポートなど、長期間の留学でも快適に過ごせる環境が整っています。
厳格なスパルタ環境よりも、ある程度の自由度を確保しながら、マンツーマン授業を中心にしっかりと英語力を伸ばしたい方にとって、CG Academy Banilad Campusは非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
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