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【フィリピン/セブ】EV Academy La Mer Campus視察報告


2026年10月27日(火)、フィリピン・セブのマクタン島に位置するEV Academy La Mer Campusを訪問し、日本人マネージャーのKoichiroさんに校内をご案内いただきました。

EV Academyといえば、フィリピン留学を代表する人気語学学校の一つですが、La Mer CampusはMain Campusとは異なる魅力を持つ新しいキャンパスです。マクタン島の落ち着いた環境に位置し、比較的小規模な学校ならではのアットホームな雰囲気の中で、質の高い英語教育を受けられることが特徴です。

元ホテルの建物を活用したLa Mer Campusは、ホテルのような洗練された空間とリゾート感あふれる施設が特徴で、フィリピンの語学学校の中でもトップクラスの施設クオリティとアカデミッククオリティを兼ね備えています。

学校の目の前の道路を左に少し進むと、セブ本島とマクタン島を結ぶ高速道路「CCLEX(Cebu-Cordova Link Expressway)」があり、同道路を利用すれば、大型ショッピングモール「SM Seaside City Cebu」があるエリアまで車で10~15分程度でアクセスできます。CCLEXにはウォーキング・ジョギングコースも整備されており、朝夕の時間帯にランニングやウォーキングを楽しむ学生もいるそうです。

学校の入口を入ってすぐの場所にはアカデミックロビーが設けられており、毎週火曜日と金曜日には、担当講師の変更やオプションクラスの申請、教科書の変更などについて相談・申請することができます。アカデミックロビーの向かいにはカンファレンスルームがあり、入学式や卒業式、オリエンテーションのほか、ジュニアプログラムなどにも利用されています。

教室棟の1階には50室のマンツーマンレッスン用ブースが設けられており、すべての教室に防音対策が施されています。そのため、周囲の授業の声を気にすることなく、落ち着いた環境で英語学習に集中できます。また、マンツーマンブースは講師と学生が横並びで座る造りとなっており、教科書やノートを広げながら授業を進めやすいことも特徴です。教室エリアは母国語の使用を禁止するEOP(English Only Policy)ゾーンとなっており、授業時間以外も英語を使う意識を高められる環境が整っています。

教室棟の2階には11室のグループレッスン用教室があり、Main Campusと同様、すべての教室にスマートモニターが設置されています。特筆すべきは、グループレッスンが6段階のレベルに分けられている点です。フィリピンの語学学校では、グループレッスンで細かなレベル分けを行っていない学校もありますが、La Mer Campusでは学生一人ひとりの英語力に応じたクラス編成を行っているため、自分のレベルに合った環境で効率的に学習を進めることができます。

また、2階のテラスには人工芝が敷き詰められており、学生同士が交流したり、授業の合間にリラックスしたりできる憩いのスペースとなっています。校内にはプリクラマシンも設置されており、国籍の異なる友人同士で留学生活の思い出を写真に残す学生も珍しくないそうです。

La Mer Campusの最大受入人数は約100名で、今回訪問した10月下旬はフィリピン留学の閑散期にあたりますが、それでも53名の学生が在籍していました。開校から間もない新設キャンパスでありながら、閑散期でも定員の半数以上が埋まっていることからも、EV Academyの知名度と人気の高さがうかがえます。

訪問時の学生の国籍は、サウジアラビア、韓国、中国、モンゴル、日本、台湾など多岐にわたっており、前週まではフランス人のご家族が滞在していたほか、過去にはスペインからの留学生も受け入れた実績があるそうです。今後はフランスやロシアなどの市場開拓にも力を入れていく方針で、翌11月にはロシア人インターンスタッフの受け入れも予定されているとのことでした。

教室棟と宿泊棟はつながっており、いずれも2階建ての建物となっています。宿泊施設には1人部屋・2人部屋・3人部屋が用意されており、すべてのお部屋にクローゼット、ハンガー、冷蔵庫、金庫、Wi-Fi中継器などが設置されています。1人部屋はわずか3室のみですが、バスタブが備え付けられていることが特徴です。一方、2人部屋と3人部屋は同じ広さとなっており、利用人数によって生活スペースが異なります。なお、宿泊フロアは男女別に分けられているわけではありません。

宿泊棟の2階にはヨガルームも設けられており、毎週月曜日と水曜日には無料のヨガレッスンを受講できます。英語学習だけでなく、適度に身体を動かしてリフレッシュできる環境が整っていることも、La Mer Campusならではの魅力です。

宿泊棟の1階には学校オフィスがあり、その前に設けられた受付にはフィリピン人スタッフが24時間常駐しています。生活面で困ったことがあれば時間帯を問わず相談できるほか、各種アクティビティの予約も受付で申込用紙に記入する形で手続きできます。受付横にはミーティングルームも設けられており、宿泊棟の1階・2階には共用トイレも完備されています。

また、宿泊棟1階にはアクティビティルームがあり、その向かいにはおしゃれなカフェが併設されています。カフェでは飲み物などを購入できるほか、フィリピンの通信会社SmartのSIMカードも販売しているため、現地到着後に通信環境を整えたい学生にも便利です。ただし、カフェでの支払いは現金のみとなっています。

ランドリーサービスは外部業者に委託されていますが、24時間利用でき、追加料金もかかりません。食事についてはMain Campusと同じケータリング会社に委託しており、学生からの評判も良好とのことでした。学校施設の清潔感や生活面の利便性に加え、こうした日常生活を支えるサービスが充実している点も、長期留学を検討するうえで安心材料になると感じました。

さらに、La Mer Campusでは毎日無料のシャトルバスが運行されており、SM Seaside City Cebuや、J-Park周辺の商業施設方面へアクセスできます。学校周辺にも生活に必要なお店が点在しており、徒歩約7分の場所にはドラッグストアとコンビニを兼ねたような店舗があるほか、徒歩約15分の場所にはマクドナルドもあります。徒歩圏内にはローカルバーもあり、Grabを利用すれば周辺のさまざまなレストランから食事をデリバリーすることも可能です。

マクタン島ならではの立地も魅力で、きれいな海が広がるマリバゴエリアまでは車で約10分程度です。また、同じく車で10分ほどの場所にはフェリーターミナルがあり、人気観光地のボホール島や、日本人オーナーが所有するカオハガン島方面への観光も楽しめます。平日は英語学習に集中し、週末には海や離島観光を満喫するといった、メリハリのある留学生活を送れる環境です。

今回ご案内いただいた日本人マネージャーのKoichiroさんは、もともとEV Academy Main Campusに留学していた元学生で、その後、同キャンパスで学生インターンとして勤務した経験もお持ちです。そのため、EV Academyの教育方針や学校生活について熟知されているだけでなく、セブでの生活や学校周辺の情報にも詳しく、学生のさまざまな相談に対応していただける頼もしい存在です。

アカデミック面については、基本的にMain Campusと同様の教育方針や学習システムを採用しています。一方、EV Academyが新たに導入を進めているAI学習サポートについては、まずMain Campusで先行導入し、安定した運用が確認できた段階でLa Mer Campusにも展開する予定とのことでした。

なお、La Mer Campusでは一般学生向けのIELTSやTOEICなどの試験対策コースは提供していませんが、ジュニアプログラム限定でJunior IELTSコースが用意されています。また、シニア向けコースについては現在内容の見直しが進められているとのことでした。

La Mer Campusは幅広い年齢層の学生を受け入れており、過去には73歳の日本人学生が留学されたこともあるそうです。今回の訪問時は閑散期ということもあり、学習意欲の高い社会人学生が多く、全体的に落ち着いた雰囲気が印象的でした。

また、社会人や親子留学の学生が多いことを踏まえ、授業を午前中または午後に集中させたいという時間割のリクエストにも対応しています。もちろん、講師や教室の空き状況などによって希望が通らない場合もありますが、Main Campusではこうしたリクエスト自体を受け付けていないため、La Mer Campusならではの柔軟な対応といえます。

両キャンパスの違いとして、La Mer CampusにはMain Campusのような欠席に関するルールが設けられていない一方、門限については両キャンパスともに設定されています。学習の質は維持しながらも、生活スタイルや学習ペースに一定の柔軟性を持たせていることが、La Mer Campusの大きな特徴です。

繁忙期にはジュニアキャンプやファミリーキャンプも開催されており、2026年12月にはモンゴルからのジュニアキャンプ、2027年1月には韓国からのファミリーキャンプが予定されています。2026年夏のジュニアキャンプでは、日本から42名、モンゴルから約50名、台湾から約100名の学生が参加するなど、大きな盛り上がりを見せたそうです。キャンプ開催の案内後、短期間で満室になるほどの人気だったとのことで、EV Academyのジュニア・親子留学プログラムに対する需要の高さがうかがえます。

ただし、今後はジュニアキャンプの受入割合を全体の30%程度に抑え、一般学生の受け入れにもより力を入れていく方針とのことです。これにより、繁忙期でも一般学生が学習しやすい環境づくりを進めていくことが期待されます。

今回の視察を通じて、La Mer Campusは、EV Academyならではの質の高い英語教育を受けながら、マクタン島の落ち着いた環境で自分のペースを大切にした留学生活を送りたい方に適したキャンパスだと感じました。Main Campusと比較すると学生数が少なく、特に閑散期は社会人学生が多いため、にぎやかな学生生活よりも、落ち着いた雰囲気の中で英語学習に取り組みたい方におすすめです。

一方、より多くの学生と交流したい方や、規則正しいスパルタ環境で学習に集中したい方、IELTSなどの試験対策に取り組みたい方には、Main Campusのほうが適している場合もあります。実際に両キャンパスを組み合わせて留学する学生もいるそうで、それぞれの特徴を体験しながら学習を進められる点もEV Academyの魅力です。

La Mer Campusは、新しく清潔感のある施設、防音対策が施されたマンツーマン教室、6段階にレベル分けされたグループレッスン、充実した生活サポートに加え、リゾートエリアへのアクセスの良さも兼ね備えています。英語学習の質を妥協することなく、留学生活の快適さや自由度も重視したい社会人の方、シニアの方、親子留学をご検討中の方に、ぜひ注目していただきたいキャンパスです。


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