【オーストラリア】豪政府の発表と留学生に関する情報について
今週、オーストラリア政府および移民省から、留学生や学生ビザに関わる重要な発表がありましたので、要点をまとめてご紹介させていただきます。
本発表が学生募集に積極的な影響を与えるかどうかはもう少し様子を見守る必要がありますが、全体として、オーストラリア政府の国際学生受け入れに対する前向きな姿勢が見られる内容でした。
「持続可能な国際教育部門の管理」発表
参考URL: https://ministers.education.gov.au/clare/managing-sustainable-international-education-sector
教育部大臣、内勤省大臣、移民大臣、技術・訓練大臣、国際教育副大臣が共同発表を行い、2026年には2025年比約10%増の「295,000人」の留学生を受け入れる方針であることが明らかにされました。この数字はELICOS等の学生を除いた、VETや大学課程の学生数のみを指します。
ただし、この数値は法的拡張力を持たない方針であると同時に、現在有効な「MD111大臣指示」に基づき、各教育機関上限人数80%を超えた場合、Standard Priorityで処理されるという方針のため、実質的な意味は引き続き限定的であると考えられます。
それでも、2024年から急減した学生数が2025年に政府の定めた270,000人を下回るのは確実視されているため、「2026年はより従順性のあるビザ承認が期待できる」と考えられます。政府はMD111の修正または新たな指示令を発表す意向を示していますが、現時点では詳細はまだ公開されていません。
私たちが個人的に注目したのは技術・訓練大臣の発言です:
「VET部門がオーストラリアおよび地域の技術需要を満たすために、持続的成長を保証する」
「今日以降、VET教育機関は学生ビザ処理における公平なアクセスを維持できるため、2026年の募集計画を自信を持って立てられる」
これは即ち「現時点からVET課程のビザ承認が大きく改善される可能性」を示す前向きなメッセージであると解釈できます。
また発表文には明言されていませんが、政府はELICOSの学生ビザ費用の引き下げも検討中という話も出ているようです。
現在は利害関係者間で議論が続いている段階ですが、前向きな方向で検討がされているようです。
移民省の認定する英語テスト範囲の拡大
参考URL: https://immi.homeaffairs.gov.au/help-text/eplus/Pages/elp-h0320.aspx
2025年8月7日より、移民省の認定する英語テストに下記が追加されました:
• CELPIP General
• Language Cert Academic
• Michigan English Test (MET)
本発表はオーストラリア政府が留学生受け入れに対してよりオープンな姿勢に変わっていることを示す、前向きなサインととらえることができると考えています。
今後、ビザ処理がより速やかに、明確な理由なく拒否されることがないような政策になることを期待するばかりです。