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VanWest College面談報告


VanWest College(以下、同校)の日本人担当者様であるRinaさんとオンライン面談させていただきました。同校の特徴やセールスポイント、カナダの最新の渡航状況や物価指数、他国マーケットの意見交換など大変有意義な時間となりました。

同校は35年以上の歴史のある人気中規模校で、バンクーバーとケロウナ(カナダのハワイと呼ばれる地方都市)の2都市にキャンパスを構える学校です。IALC/イアルク(世界語学学校協会)の加盟校のため、サービスや質が高いだけでなく、生徒に寄り添っている学校との第三者評価も得ています。

ロケーションについてですが、バンクーバーキャンパスはバンクーバーのダウンタウンの中心地に近い場所に位置しています。アクセスも抜群の場所に立地しているので、買い物やお出かけの際にも便利です。ケロウナキャンパスは山岳地帯に位置しており、学校の近くの湖も徒歩圏内です。電車はなく、バス、徒歩、自転車での生活となります。山岳地帯とはいえ、人口20万人の小規模都市となりますので、物資に困るようなことはなく、学校周辺にはレストランやカフェ、ショッピングエリアもあります。冬にはスキーやスノボも楽しむことができます。

両キャンパス共にホームステイ・学生寮を自社で持っている点も大きな強みです。バンクーバーも例外なく物価は高騰しており、例えばサンドウィッチが12ドル(約1,340円)、滞在費の相場も1日35ドル(約3,900円)という現状の中、割安の滞在施設を持っている点も学校選びのポイントとなります。

レベル分けは8段階で、6~8週間で1レベル上がるようなシステムになっています。おおよそ英検2級でレベル5に相当します。教材もデジタル化に踏み切っており、教科書を持ち歩く煩わしさがありません。(留学時にPCやタブレットを持参される事をオススメいたします。)また16歳から受け入れ可能で、クラス人数は平均15名程度で10~18名ぐらいで推移しています。

目の肥えた日本人留学生にも人気の学校で、バンクーバーキャンパス(500名規模※繁忙期は700名)で28%~40%、ケロウナキャンパス(100名規模)で50%の日本人比率を誇ります。Rinaさん自身は日本人比率の高さを同校のデメリットとして分析されておりましたが、難しい日本マーケットでここまでの比率を維持できているのはむしろポジティブかと当社は考えております。

余談ですが、ケロウナ自体はアジア人比率が低く、8割以上が白人という特徴を持つ都市です。レストランに行くと自分だけアジア人というのも珍しくないケロウナなのですが、学校の中には日本人が多いのでイメージギャップが生まれないようこの点事前にお伝えいたします。

伝統校らしく、サポート力も抜群の学校です。各キャンパスに日本人スタッフが在籍しており、バンクーバーキャンパスには今回ご対応いただいたRinaさんがおり、ケロウナキャンパスにはSaraさんがおります。お二方とも元留学エージェント出身のため、学校紹介資料もトップクラスにクオリティが高く、それに加えて生徒想いな印象を受けました。手取り足取りのサポートを提供するのではなく、生徒さんの将来を思ってあえて厳しくしてくれる点も素晴らしいと感じました。

代表的なのがEOP(母国語禁止ルール)で、かなり厳しく徹底されております。特にいいなと思ったのが、違反者に対して「勉強のペナルティ」を与える点です。まず、スタッフが校内巡回中に違反者を発見するとチャットでスタッフ間や先生と共有します。その後、イエローカードを発行するシステムとなっておりますが、宿題のペナルティを与えたり、英語で反省文を書かせることで英作文能力の向上に繋げたりしています。

「怠けさせない」ことをモットーにしている学校タイプのため、真面目に勉強したい方にもうってつけの環境です。月~木曜日は毎日宿題がでます。金曜日には毎週確認テストがあり、テストの結果・出席率・担任からの評価で、週ごとの成績を細かく確認することができます。

さらには、成績を4技能(スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング)別に見ることができるので、苦手分野を午後の選択授業で克服できるような仕組みになっています。また、学習アドバイスを行ってくれるアドバイザーも在籍しており、個々の生徒さんが目標英語レベルまで達成できるよう、親切に指導&サポートしてくれています。

同校は語学学校としての機能だけではなく、ビジネス系のキャリアプログラムも提供している教育機関でもあります。特に人気なのがCo-opプログラムです。インターン先手配は100%保証となっており、提携の会社は200社以上あります。例えば、バンクーバー国際空港や世界的に有名なホテルやワイナリーなどへのCo-op手配実績もあります。Co-opプログラム専門の部署もあるため安心です。

なお、インターン先手配100%保証について補足ですが、これはポジションを確約(保証)するものではありません。生徒のレベルに見合った仕事を見つけるまで根気強く寄り添うといった内容になっております。この出来ること/出来ないことの棲み分けをきちんとされているあたりもさすがです。

Co-opプログラムを受講する場合、同校の中で最もスパルタとされるEAP300を修了する必要があります。こちらは裁判員制度についてやカナダの牢屋のシステムについてなどハイレベルでタフな授業内容となっております。

英語+αも得意とする同校ではフライトアテンダントコースもあります。空港とのコネクションが強い同校ならではのコースとなっており、毎週月曜日受講可能な点も特徴です。他にもワーホリパッケージとしてジャパレス禁止の仕事サポートなどもしていただけます。いまや日本人ワーホリメーカーの半数以上がジャパレスといった状況の中、ジャパレス以外で働ける安心のパッケージとなっております。

また、ケロウナキャンパス限定ではありますが、ボランティアプログラムの手配も可能です。例えば実際にホームレスのシェルターに訪問してリサーチしたり、背景を英語で学んだりサポートしたりと課外授業のような雰囲気の中、語学力をブラッシュアップできます。

いわゆる普通の英会話学校のような一過性の出会いでなく、どこか青春時代を思い出させてくれるような学校雰囲気です。例えば、アクティビティの中に文化祭があったり、ショートトリップのような形で修学旅行が組み込まれていたりと生徒目線で独自の取り組みをされています。

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