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MK Education視察報告



イロイロのMK Educationを訪問し、日本人マネージャーの下村様にご対応いただきました。


コロナウィルスの影響で、長らく留学生受け入れができずにおりましたが、その期間もオンラインにてレッスン提供を行ってきたため、現在はオンラインとオフラインを掛け合わせたハイブリッドレッスンの提供が可能(講師選択不可)です。


国境制限緩和後の今年9月にはプログラム改訂を行い、新たに2種類のESLコースを追加し、短いレッスン受講希望者様向けに一日5コマのプログラム提供を開始しました。加えてTOEIC試験対策コースの提供を終了し、全コースでレッスン時間を一コマ50分から45分へ変更しました。


コロナの影響でフードデリバリーが一般的になったため、校内にあったラーメン店を閉店し、同エリアに売店を移設しました。カフェも品数を充実させ、フィリピン料理などの提供もスタートしました。土日を含む8時~24時まで営業しているカフェ内にはマンゴー等の土産も充実させ、最近では朝食時に提供されるマンゴージャムが人気の土産品として話題を集めています。


キャンパス内の自習室は学生がいる限りいつでも利用が可能となっております。


コロナ前同様、ESLに次いでESL+インターンプログラム受講者数が多くなっていますが、コロナ明けで留学生層に変化があり、最も多かった韓国人学生が少なくなり、全体の学生数も減少傾向にあります。今年の夏からは徐々に台湾やベトナム人学生も戻ってきていますが、コロナ前とは異なる国籍バランスに落ち着く可能性が高くなっています。


日本人学生に関しては、社会人の短期インターンや単独渡航の高校生、親子留学プログラム参加者も増えており、他国の学生を含めた全体でも20-50代の学生増加が顕著で、今後も学生の年齢層が変動することが予想されます。


ESLプログラムでは基本的に4技能を伸ばすためのレッスン提供となりますが、リクエストベースでスピーキング重視などの内容に変更することもでき、希望次第では持ち込み教材使用にもご対応いただけます。


MKに在籍する講師は毎月一度IELTS模擬試験の受験が義務付けられており、新人講師に関しては、採用後でも1週間のトレーニングが行われます。講師トレーニングは外部のトレーナーも定期的に招聘し、講師陣のティーチングスキルの向上に努めています。


同校の最大の強みでもあるインターンプログラムに関しては、参加希望学生の要望をヒアリングした後に、学校に在籍するフィリピン人インターン手配スタッフが企業に受け入れを打診するような流れとなっています。


MKはインターン希望者が多いこともあり、受け入れ先も増えていますが、日本人学生からはインターナショナルスクールでのインターンが評判を呼んでいます。インターナショナルスクールは一般的な企業と異なり、受け身でいることができないだけでなく、参加者自身でプレゼン資料を作成の上、日本の文化などを生徒の前で発表する必要があるため、経験だけでなく、やりがいを得ることができます。


MK Educationにはイロイロの語学学校で唯一、日本人のレギュラースタッフの下村さんが常勤し、学生寮に住まいしているため、気軽に学校内外の相談をすることができ、体調を崩した際には病院まで同行していただけます(現在、MK内のクリニックは閉鎖されています)。


日本人スタッフの下村さんはコロナ禍でも日本に帰国せず、MKでの生活を続けてきたイロイロを知り尽くす方です。そんな下村さんによると、イロイロ市民は他都市の方と性格が異なり、慎重に物事を考える方が多いようで、信頼できる市民性が強みということです。


イロイロ市民は穏やかで優しいことも特徴の一つに挙げられていましたが、実際セブとイロイロでボランティア経験を有する学生さんも同様の意見をお持ちだったようで、イロイロの治安の良さにも繋がっているのだと強く感じました。


学生寮はファミリー向け(4人部屋)と1~3人部屋の建物が異なりますが、1~3人部屋は男女それそれでフロアが分けられているため、安心して留学生活を送っていただけます。


お食事に関しては、キッチンシェフに日本食等のリクエストを出すこともできますが、日本で食べる日本食とは大きく異なるため、現在は韓国料理がベースとなっています。訪問時の昼食ではサムゲタンをいただきましたが、さまざまな国籍の学生が食べられるよう、辛くない味付けで、大変美味しくいただくことができました。


MKは最大受入人数300人の大規模校ですが、日本人学生は一年を通して20%程度と少なく、日本人学生同士が仲よくなりやすい環境でもあるため、日本人が少ない環境且つ治安の良いイロイロでの留学をご検討してみてはいかがでしょうか。



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