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API BECI Sparta Campus視察報告


バギオがその発祥と言われる「スパルタ」ですが、そこに原点回帰したというのがスパルタキャンパスの特徴です。昨今、フィリピンの語学学校の多くがセミスパルタのルールで運営、もしくはスパルタとセミスパルタの共存もあるかと思います。この共存型、生徒様視点で見ると外出できる人とできない人が同じキャンパスにいる、自分で選べてしまうなどの理由から、強制力がやや弱く、在籍している生徒様の意識にばらつきも出ている可能性があります。その点、BECIスパルタキャンパスにおいては、全生徒が同じルールの下で過ごすことができ、夜間の義務自習やテストにおいても、必ず受けなければならないものです。そのため「このために来た」「みんな頑張っている中で自分も頑張る」というような意識が自然と学生の中に起こります。スピーキングを、短期間で、集中的に鍛えられるスパルタ校がBECIスパルタキャンパスです。


API BECI スパルタキャンパスの新キャパス開校後、初めて訪問させていただきました。


API BECI スパルタキャンパスは24 ESLコース(スパルタESL)とテスト対策コース(TOEIC・IELTS)を提供しています。生徒の英語力とテストスコアを短期間で向上させるために、日々の学習と英語使用状況を厳しくチェックし、細かな指導を行っています。寮のお部屋では3人の学生と1人の講師(合計4名)が生活をともにし、24時間英語を使うことができる環境作りをしています。


厳しいスパルタ環境の中で、総合的な英語力を短期間で向上させたい方や就職活動を控える大学生や転職志望している社会人の方、ワーキングホリデーの準備をしたい方、TOEICやIELTSで目標スコアを達成するために集中的に勉強したい方などにピッタリの環境です。


スピーキングに定評のある「BECI」のカリキュラムや講師の質はそのままに、元々TOEICの専門学校だったTALK ACADEMYのキャンパスをリノベーションして開校し、スパルタ環境を考えて創られた開放的なキャンパスとなっています。


現在、API BECI スパルタキャンパスでは、2階が男性、3階が女性とフロアごとに分かれていますが、次年度の生徒増加を見込んで、分けずに運営する方針です。


API BECI スパルタキャンパスの寮は、全室にバス・トイレを完備しているほか、デジタルドアロック、個人用セーフティボックス、冷蔵庫、Uratex製マットレスなど、最適な生活をサポートする設備が整っていました。


また、各お部屋にはバルコニーがあり、バギオの素晴らしい景色を楽しむことができます。


スパルタキャンパスでの滞在は4人部屋の中で、生徒3人+講師1名が一緒に過ごします。


この生徒3名もできる限り国籍がバラバラになるように配置しているそうです。そのため、全24部屋で1人ずつ日本人が入ると仮定しても、24名です。生徒数だけのキャパシティは72名なので、日本人比率の最大値が30%になる点も特徴です。


お部屋の中で同国籍の生徒と同室になる可能性が低いことに加え、全体的な同国籍の割合も理論上は30%以下になります。EOPは厳しくチェックしておりますが、自然に英語を使う環境を整えるという点で、この3+1ポリシーが強みとして挙げられます。


勉強ばかりになってしまうとストレスも溜まりやすいため、学校内にジムもございます。


ジムが充実している学校さんに比べると見劣りしてしまいますが、有酸素とフリーウェイトができるものは揃っております。


筋トレ歴2年の学校担当者さんが器具を指定し新品購入したとのエピソードも伺いました。予算をオーバーしてもこだわりぬいたとの裏話も教えていただけました。


スパルタキャンパスは平日の外出ができないため、食事の満足度は学校の満足度に直結するというのが学校側の考え方です。


BECI全キャンパス共通ですが、食事は週末、祝日を含めて3食提供を続けています。



週末は2食、もしくは1食のみという学校も増えてきている傾向にありますが、フィリピン留学といえば食事、掃除、洗濯の心配がいらないという点においても、コストと時間に対する効果が高いものです。その期待に応えられるよう、BECIでは食事への努力も続けられております。


食堂も開放的で、活発なコミュニケーションが行われておりました。メリハリの利いた生活を体現していると感じました。


過去にマネージャーと講師がフィリピンの副大統領から会食に招待された経験もあり、語学教育に期待されている学校の一つです。


API BECI スパルタキャンパスでは独自の教育ケアシステム(EDUCARE)で学生を徹底管理しています。入学者の実力向上の過程、現状のレベル、ペナルティーの有無、レベルテストの合否など代理店やご家族とも情報の共有が可能となっております。


また、自分の弱点や長所をすべて把握できるSPテストの実施しており、このテストは韓国で特許と取得したハイレベルなプログラムとなっております。


SPテストとは、すべての学生の英語インタビューを撮影し、課程を動画で撮影するため入学時と卒業時で、どのくらい会話レベルがあがったのか把握できるテストです。英語の細かい表現まで分析して「採点+評価+矯正」まで行い、その結果で授業を進行するプログラムのことを指します。例えば、ホテルで実際に起こりうる「ダブルブッキングのシチュエーション」ではどうするか、1つのお題に対して自分の意見を伝えたりなどもします。


BECI滞在中、学生一人ひとりがどの様に学習しているか、どのくらい実力が伸びているかなどを評価し、コンサルティングを通して授業の内容を決めています。撮影された動画をSP担当の専門講師が全てスクリプト化して文法、発音、流暢さの間違いなどをチェックし、客観的な採点基準により9段階のレベルで判断します。実際に、文字起こしの部署や編集の部署など、役割ごとに先生を配置しているため、真似するのが難しいと感じました。


講師採用にも余念がなく、TESLAとの協力を通じた、有能で的確なスキルを持った講師の雇用及びトレーニングを実施しています。(※TESLAとは・・・ESL/EFL/ELT教育に携わる講師にトレーニングを提供し、英語教授法に関する認定証を与える機関。)


BECIの講師トレーニング部門主任担当者であるEli講師がTESLAの代表を務めており、新講師を採用する際には、Eli講師によるトレーニングを受講しなければなりません。また、TESLAから成績上位10%の優秀な講師を優先的に採用できる仕組みをもっています。毎朝、講師が集まり朝礼をしているため、講師の遅刻がない点も差別化ポイントです。


API BECI Sparta Campusについてご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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