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フィリピン大統領選の世論調査でマルコス氏が独走状態


フィリピンの大統領選が2022年5月に行われますが、世論調査では、故マルコス元大統領の長男で元上院議員のマルコス氏が独走状態となっています。

2021年12月に行われた3件の世論調査でマルコス氏はいずれも過半数の支持を集めており、ロブレド副大統領、モレノマニラ市長、上院議員のパッキャオ氏を大きく引き離しています。

今回のフィリピンの大統領選では、最有力候補と目されていたドゥテルテ大統領の長女であるサラ氏が大統領選の出馬を見送り、マルコス氏と組んで副大統領選に立候補する形となりましたが、サラ氏も世論調査では50%以上の支持を得ており、マルコス氏とサラ氏の大統領・副大統領ペアが圧倒的に支持されています。

現大統領であるドゥテルテ氏は、側近であるゴー上院議員を大統領選に担いており、ゴー氏が当選となると、ドゥテルテ氏が実権を保つことも可能になりますが、ゴー氏は2021年12月14日に立候補を取り下げ、ドゥテルテ氏も上院選から撤退しましたが、ドゥテルテ大統領の人気は今も高く、先月上旬の世論調査の支持率は72%にも上り、選挙での言動が注目されています。