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NZが感染ゼロ戦略を断念し、コロナとの共生を模索


ニュージーランドは、新型コロナウイルスの新規感染者をゼロに抑え込む戦略を断念し、最大都市オークランドで導入している行動制限の一部を緩和しました。

ニュージーランドは昨年、コロナ新規感染者をゼロに抑えることに成功した数少ない国の1つで、長期に渡り感染者数をほぼゼロの状態に保ってきましたが、8月中旬に感染力の強いデルタ変異株の感染が拡大してからは、封じ込めに苦戦しており、今後はコロナウィルスの感染拡大を抑えつつ、コロナとの共生路線を探る予定となっています。

記者会見で同国のアーダーン首相は「今回の感染拡大とデルタ流行でゼロに戻すのが非常に難しくなった。」、「いつかは戦略転換が必要になると見込んでいたが、デルタ感染拡大で転換の時期が早まった。ワクチンが転換を支えることになる」と述べています。