【NZ】アラートレベルの変更について
オークランドで3名の市中感染者が見つかり、2月14日にアラートレベルの変更が発表されました。
以下、在オークランド日本国総領事館からのご案内となります。
ポイント
- 本14日、アーダーン首相は、COVID-19国内警戒レベルについてオークランドをレベル3、その他全ての地域をレベル2に引き上げると発表しました。
- レベル3の期間中、当館領事窓口へのご来館は予約制となります。
本文
１．本14日、アーダーン首相は、COVID-19国内警戒レベルについてオークランドをレベル3、その他全ての地域をレベル2に引き上げると発表しました。その内容は以下のとおりです。
●本14日（日）の23時59分から17日（水）23時59分までの3日間、COVID-19警戒レベルをオークランドではレベル3、その他の地域ではレベル2に引き上げる。
●この警戒レベルについては、24時間毎に再検討が行われる。
●この決定は、今回オークランドで新たに3名の市中症例が確認されたことを受けたものである。現時点で、本事例の感染源は特定出来ておらず、ゲノム解析（変異株ウイルスか否か）の結果も出ていない。
●レベル3では、不可欠な場合を除き自宅からのテレワークが求められる。レベル2では、集会は100人以下とされ、フィジカル・ディスタンスの遵守等が求められるほか、引き続き公共交通機関ではマスク着用が必須となる。
発表は2月14日の19:00に首相より発表され、5時間後のその日の深夜からレベル変更となり、相変わらずの即時対応のスピードには驚かされます。
オークランドの学校も3日間は閉鎖となります。
ニュージーランドのアラートレベルはその内容が非常に細かく規定されており、国民はそのレベルによって行動が制限されますが、既に経験済みなので特別な混乱はない様です。政府の対応も以下の様に非常に迅速に行われ、安心できる対応をとっています。
＞医療関係、スーパーや薬局、必要な業種などは開いています。
＞臨時の検査所が即時に増設されました。
＞オークランド地区との境界には警察の検問所が設置され、移動がチェックされます。
＞感染者が訪問した場所や時間はすべてウェブサイトで公開されています。
以上、アラートレベルの変更のお知らせでした。
感染状況で延長されるかどうかは毎日見直されますので、これ以上の延長にならない様に祈るばかりです。
