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ニュージーランドがアラート1へ移行


新型コロナウイルスの感染状況

新規感染者は17日間連続で0名を更新しています。
感染していた患者は昨日をもって全員快復し、現在の患者数は0名となりました。

アラート1への移行

本日の政府の発表により、アラート1への移行が前倒しされ、アラート2は本日深夜に終了、明日火曜日からアラート1へ移行することになりました。
アラート1では、入国制限を除き、国内での全ての活動に新型コロナウイルスに関する規制がなくなります。
国外からの帰国者が続いており、2週間の隔離措置が取られているとは言え再度感染が広がる危険が全く無い訳ではないので、衛生面での徹底を続け、必要になった時に接触者を追えるように行動記録を残す事などは引き続き奨励されます。

渡航制限について

入国制限は引き続き行われており、現在、入国出来るのは市民権、永住権保持者とその直近の家族、また一部の必須と見なされる就労ビザ保持者のみとなっております。入国者は2週間の隔離措置がとられています。
保健省長官がWHOの地域電話会議に出席し、安全な渡航の手順について、他国と協議しているという情報はありますが、国境政策は国内でのアラートレベルに関わらず、海外での感染拡大状況も鑑みての政府の決定となり、現時点では入国制限の緩和時期について何も発表されておりません。


留学業界、旅行業界を始め、海外からの渡航者に頼る各種業界団体が早く国境を開けるように政府に働きかけております。
渡航制限についてはメディアを通じて様々な見解が飛び交っておりますが、全体的な傾向としては、入国後2週間の隔離措置は当面、続けられるだろうという見方が有力なようです。
それを踏まえ、長期の就労ビザ、学生ビザ保持者には2週間隔離を条件に、一般の渡航者に先立って、早めに入国を許可して欲しいと、各機関から政府に要請をしています。
ニュージーランドの高校連盟SIEBAからは高校生の渡航は来年の1月開始を目指して政府に働きかけているとの発言があり、大学などはそれよりも早いとの意見もあります。
何も正式決定はしておりませんので正確に申し上げることは難しいのですが、観光ビザでの渡航は、おそらく長期ビザ保持者よりも遅れることになるのではないかと思われます。
ニュージーランドでは、オーストラリアとの渡航規制緩和が一番最初に行われるという意見が有力ですので、それが実現しましたら、その後の見通しも立てやすくなると思います。