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フィリピンへの入国に際しての利用フライトについて



既にご存知の方も多いのではないかと思いますが、世界的な広がりを見せているコロナウィルスの影響を受け、フィリピン政府は、中国大陸、香港、マカオからフィリピンに直接入国、またはフィリピンを経由して以遠の目的地に旅行することは国籍に関わらず認めない方針を決定いたしました。
(※フィリピンから出国する旅行に関しては制限がありません。)

上記に伴い各航空会社の対応に関しても、段階的ではありますが発表されています。
2/4(火)現在、各航空会社が発表している対応について下記にてお纏めしてご案内させていただきます。

【キャセイパシフィック航空・キャセイドラゴン航空】

香港を拠点とする航空会社です。
便名が”CX”もしくは”KA”で始まる航空便が該当となります。
発着地が香港となるため、今回のフィリピン政府の方針による制限を受けることなります。
香港経由でマニラもしくはセブに到着する便をご購入済みの方は、ご搭乗ができないため返金手続きを行う必要があります。

~キャセイパシフィック航空・キャセイドラゴン航空のキャンセル規定~
2020年2月1日以前に発券された、2020年2月1日から2月29日に香港発着または香港を経由する

【ティーウェイ航空】

便名が”TW”で始まる航空便が該当となります。
発着地は仁川(インチョン)が拠点となりますが、フィリピンのクラーク、セブ、カリボへ運航を行っており、該当の路線は中国籍の方のみ入国が不可となります。

~ティーウェイ航空のキャンセル規定~
ティーウェイ航空のキャンセル規定
2020年2月3日以前に発券された航空券が対象。

【中国東方航空】

上海を拠点とする航空会社。
対応は現在確認中です。

【シンガポール航空】

シンガポールを拠点とする航空会社。
2020年2月1日付けてシンガポール入国当局は主に下記旅行客の入国(トランジットを含む)を制限しています。
子会社であるシルクエアーも同様の措置となります。

・過去14日以内に中国本土へ渡航歴のある方
・中華人民共和国パスポート所持者

~シンガポール航空及びシルクエアーのキャンセル規定~
2020年2月3日以前に発券された航空券が対象
(※但し、2020年2月29日までのシンガポール航空・シルクエアー・スクート便が対象)。

【フィリピン航空】

フィリピンのフラッグキャリア。
拠点がフィリピン(マニラ/セブ)となるため、今回の措置には影響がない航空会社です。

【セブパシフィック航空】

セブパシフィック航空
フィリピンを拠点とするLCCの航空会社。
拠点がフィリピン(マニラ/セブ)となるため、今回の措置には影響がない航空会社です。

【日本航空】

日本からの発着を拠点とする航空会社。
拠点が日本(フィリピン行きは成田と関西のいずれかのみ)となるため、今回の措置には影響がない航空会社です。

【全日空】

日本のフラッグキャリア。
拠点が日本(フィリピン行きは成田と関西のいずれかのみ)となるため、今回の措置には影響がない航空会社です。



上記にて現在確認できている詳細をお纏めいたしましたが、今後状況が変化することも予想されます。
各航空会社公式ウェブサイトにて、最新の情報が随時更新されていますので、これからフィリピンに渡航される方は事前にご確認ください。

また、今後航空券を手配される方も大勢いらっしゃるかと思いますが、一連のウイルスによる肺炎の収束の目処が立つまでは、中国大陸、香港、マカオを経由しないフライトを選択しないこと、併せて、なるべくフィリピン航空直行便を手配されることを強くお勧めいたします。

予算の関係などでやむを得ず経由便を選択する場合は、経由地がマニラなどフィリピン国内の便をお勧めいたします。(セブパシフィック航空など)