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【iYES】英語+企業インターンシップ体験談


Yさん(大学3年生)


① コース概要:1週間英語レッスン+2週間インターンシップ
② インターン先:山洋電気
③ スケジュール:英語レッスン時(9:00~18:00)+インターン時(8:00~17:00)


私は製造業の仕事をしてみたかったのでモーターファンなどを製造している山洋電気様にお世話になりました。インターン先は迷うほど選択肢がありましたが、この会社が製造業であることと、日本に本社はあるもののアジアを中心に世界各国に支社がありグローバル化が進んでいる会社であることに魅力を感じここでインターンシップをすることに決めました。
初日はやや緊張していたものの社員の方が親切に迎え入れてくださり、すぐに肩の力を抜いてインターンシップに取り組むことが出来ました。1日目は会社がどの様なことに取り組んでいるかと、実際に製品を作っている工場を見学しました。今まで製造業に興味はあったものの漠然としていて、実際に製品を作っている工場を見学したことはありませんでした。全部の製品の製造ラインを1日で見ることはできませんでしたが、どのようなところからスタートし、どのような工程を経てお客様のもとに届くのかを見ることができました。
2日目からは本格的に自分で仕事を体験させていただくことができ、私は品質管理の部署に配属になりました。品質管理の知識は、大学の講義で学びましたが、やはり漠然としていて実際にどんな仕事をするのだろうと楽しみにしていました。品質管理の部署がさらにいくつかの部門に分かれており、最初に配属された部門では、実際に製品から得られたデータを用いて、それらの製品に異常がないかエクセルを使って情報を処理する方法を学びました。すでに日本で学んだことだったのである程度は理解できましたが、やはり専門的な用語を英語で話すことや理解することはすごく大変で、何か質問をされた時も自分の伝えたいことを英語で表現することはすごく難しかったです。
最初は専門用語がわからなくて困惑していましたが、不思議なことに毎日同じ環境で働いているとだんだん繰り返し使われる用語を把握し、初日からは考えられないほど用語が少しずつ使えるようになりました。品質管理の他の部門では実際に製品から無作為に抽出して製品の長さや状態に異常はないか確かめる仕事も体験させていただきました。測定のための器具を使うのは初めてで、わからないことが多かったですが、社員の方が丁寧に教えてくれたおかげで基本的な測定はできるようになりました。
それから、私の大学の専攻を聞いた社員の方が、化学薬品を主に日本から取り寄せる部署に配属してくれました。これはもともと予定には含まれていなかったのですが、少しでも私の勉強していることに近い仕事が出来るようにと配属してくれてとても感謝しています。そこでは、どの様な薬品を日本から取り寄せるか、またその際に国から制限されている量を超えていないか、輸入することを制限している薬品についてはしっかりと申請を出して輸入することを許可してもらえるか、などについて学びました。実際に自分がしたいと思っている仕事が、大学で学んだことを生かしつつグローバルな環境で働くことだったので、本当に貴重な体験をすることが出来ました。
また、インターンシップ先でプレゼンテーションをする機会をいただき、2週間のインターンシップの成果発表をしました。まず、英語でプレゼンテーションをすること自体が初めてだったのですごく緊張していましたが、中沢さんに相談すると初めての機会をこのような環境で挑戦できることはすごくラッキーで、実際に社会人になる前にこの機会が持てて良かったじゃないかと言ってもらえたので、プラスにとらえてプレゼンテーションに取り組むことができました。


それから、プレゼンテーションを作るとなると固定観念で原稿を作り暗記しなければならないというイメージがありましたが、原稿を作る時間は会社で働き始めたら無いのだから、自分が言いたいことの要点をパワーポイントに示して、そこから話を膨らませていけばいいんじゃないかとアドバイスもいただきました。英語でプレゼンテーションをするのは初めてだったものの、プレゼンテーションの仕方を授業で学んだことと中沢さんのアドバイスのおかげで、あまり悩むこともなくパワーポイントを作成することができました。
作成後は自分が言いたいことを頭の中でイメージして何度か練習したり、授業時間外にも関わらず私がインターンシップ先でプレゼンテーションをするというと学校の先生が私の練習に付き合ってくださったり、直すべきポイントなどを教えてくださいました。実際、インターンシップをしているとプレゼンテーションの為の準備時間はすごく限られていましたが、短い時間のなかでも学んだことを生かし、実際のプレゼンテーションでは最初は緊張しましたが、話し始めると自分の伝えたいことを素直に発表することができたと思います。
2週間のインターンシップで学んだことは、自分の想像以上に多かったです、やはり実際に来て挑戦してみないとわからないことはたくさんあります。私は、この2週間でこれからの自分を成長させるうえで必要なことを確認することができただけでなくプレゼンテーションなどを通して以前よりも自分に自信をもつこともできました。

Wさん(阪南大学 国際観光学部 3回生)


① コース概要:いきなりインターンシップコース4週間(初日オリエン後英語レッスン、翌日より1日中インターンシップ)
② インターン先:Sun Plaza Subic Hotel
③ スケジュール:2週間ウエイトレス(夕方~)+2週間ハウスキーパー(朝~夕方)

私はSun Plaza Subic Hotelで約4週間インターンシップを行い、2部署を経験しました。宿泊先であるSubic International Hotelから徒歩で10~15分くらいの距離にあり、英語を使っての接客業をしたくてホテルを選びました。最初の2週間をレストランのウエイトレスとして、残りの2週間をハウスキーパーとして過ごしました。


ウエイトレスとして大変だったことは料理とお酒の名前を覚えることと、どのタイミングでお皿やグラスを下げたり、新しいお酒をいりますか、と聞いたりすることでした。最初の頃はメニューの種類を何も覚えていないせいか、お客様からの注文を聞き取るのが怖くて、自信がなくあいさつの声も小さくなり、どうしたらいいのかわからずあたふたしていましたが、ウエイトレスの人達が「私達がいるから大丈夫、こんなのは慣れだよ、自信を持って積極的にやったらいいよ」と励ましてくれてウエイトレスとしての仕事を(掃除の仕方・オーダーの取り方・オーダーリストの書き方・オーダーの通し方・運び方など)細かく丁寧に教えてくれました。また彼女達は私に慣れさせようとしてお客様が来た時には、私に「オーダーをとってみる?」と声をかけてくれました。私自身もメニューの写真を撮って宿泊先や休日、お客様がいない合間などもメニューを開き眺めていました。また、ウエイトレスの人達によくでるお酒の種類と名前を聞いてメモ帳に書いて覚えたりもしました。


1週間が経った頃には1人でオーダーを取り、キッチンに通して、運ぶ動作がスムーズになってきました。そしてお客様ともたくさん話せるようになり、常連のお客様には顔を覚えてもらうことができました。時間にも少し余裕が出てきて、ウエイトレスの人達からフィリピンの母国語であるタガログ語を教えてもらったり、私が彼女たちに日本語を教えたりなど時間の合間に教え合いをしていました。その覚えたタガログ語を彼女達やお客様に使うと皆喜んでくれて、私自身も日本に帰って来てからもずっと覚えているくらい印象に残っています。
そしてウエイトレスとして働く最後の2日間の時に初めてお客様からチップ(P100)と飲み物(お酒)をいただきました。


また、お客様から「あなたの英語聞き取りやすいね、上手だね」と言われた時はとても嬉しかったです。自分で「私、少しは成長したかな」と思いました。ウエイトレスの仕事ではビジネス英語・接客の仕方だけではなく、タガログ語や自分に自信を持ち行動することを学ぶことができました。
ハウスキーパーとして大変だったことはどの部屋がベッドシーツ・枕シーツを取り換え、どの部屋がベッドシーツ・枕シーツは取り替えず綺麗にするだけ、の見分け方でした。紙に毎回、部屋の番号と綺麗にするだけか、取り替えるのかが書いてあるのですが難しくて覚えることができず、部屋を掃除する度に聞いていました。仕事内容はベッドメイキングや掃除機のかけ方、テーブルなどの家具を拭いたり、アメニティを足したり、洗い物、洗濯、風呂掃除などです。また、日本とは違い2人や3人のペアにわかれて部屋を掃除するのではなく、6人・7人、全員で一気に部屋を掃除するスタイルでした。
私は主にベッドメイキングと掃除機を担当していました。始めは自分が想像していたよりもハウスキーパーの仕事が力仕事だったということに驚きました。ですが、ハウスキーパーの人達もまたとても親切で丁寧に優しく教えてくれました。教えていただいたことをメモ帳に書き写し、時間の合間に何度も見返していました。
2日目からはゆっくりではありますが1人でシングルのベッドメイキングができるようになりました。日が経つごとにキングベッドのベッドメイキングを1人でしたり、それが終われば掃除機、家具を拭くなど、次に何をすればいいのかを聞かなくても1人でできるようになり、だんだんと仕事のペースがスムーズになりました。彼らには「あなたはとても仕事を覚えるのが速いね」と言われ、とても嬉しかったことを覚えています。
1週間が経った頃には、部屋につく前にベッドのシーツを替えるか、替えないかを聞き、もし替える時は事前にシーツの替えを手に持ちスタンバイしたり、ベルを鳴らして「お掃除しに来ました」と声をかけてみたりなど新しいことにもチャレンジしました。ハウスキーパーの仕事ではお客様に対する迅速な対応や丁寧さだけではなく、チームとはなんなのか、信頼感、コンビネーションなどの大切さを学ぶことができました。ホテルで働く最後の日にハウスキーパーの人には「あなたは今まで来たどのインターン生よりも1番仕事を覚えるのが速かったよ」や、レストランに来ていた常連さんには「こんなに面白いインターン生は見たことがない」というお言葉をいただきました。
始めの時こそ、つらいことや、自分が思っていることを英語で表現するのができないこともありましたが、上手く伝えることができた日や、それこそ、こうゆうお言葉を現地の人からいただいた時が自分のモチベーションになり、さらにもっと話したいという気持ちにもつながると私は思います。また、日本人がいない環境での接客対応や従業員との会話、貴重な経験をすることができ、学ぶことができたこのインターンシッププログラムに参加して本当に良かったと思っています。

Tさん(大学3年生)


① コース概要:いきなりインターンシップ2週間
② インターン先:The Reef
③ スケジュール:朝から夕方まで


私は、イギリスに10ヶ月語学留学した経験や、ヨーロッパを一人で旅行したことがあります。その様な海外経験を通して、英語の重要性を知り、将来は海外で働くことに興味がありました。そこで、英語を使って働くことはどういうものなのかを体験ために、iYESの海外インターンシップの参加すること決めたのです。iYESを選んだ理由はいくつかあります。・フィリピンの中でも安全なSubicにあるので、治安を気にしなくてもよい。・インターンシップと語学学習の期間が選べて、自分の目的に合わせることが出来る。・日本人スタッフがいるので、緊急時に日本語対応が出来る。・インターンシップ先の職種が多い。などです。

私は就業体験だけに興味があったので、二週間のインターンシップコースに参加しました(内1日は研修)。就業先は、The Reefという今年オープンしたばかりのホテルで、宿泊先のCabinから徒歩五分で行ける距離です。英語を使って接客したかったのでホテルに決めました。
初日の前日は、自分の英語がどれだけ通用するか緊張してなかなか眠れなかったのを覚えています。主に私の仕事は、ハウスキーパーと受付の2つでした。ハウスキーパーのときは、部屋の清掃とベッドメイキング、消耗品の補充が業務内容です。受付のときは、お客様のチェックインとアウトの対応がメインでした。初日は、簡単な自己紹介をして、業務内容を説明してもらい、ハウスキーパーの業務から始めました。最初は、ガチガチに緊張していましたが、従業員の方が親切に教えてくださり、次第に溶け込むことが出来ました。従業員の人の家に招待されたときは嬉しかったです。
なかなか自分が思ったことを上手く英語で表現できなかったこともありましたが、上手く伝わったときの嬉しさがモチベーション維持になり、さらに話そうとする気持ちにつながりました。とにかく話したかったので、用もないのに話しかけたりもしました。自分は英語圏のネイティブスピーカーの人の対応をしているときに、あまり話が続かないことがあったので、そこが弱点だと分かりました。帰国後は、そこの改善に取り組んでいきたいと思います。


2週間という限られた期間だったので、1日も無駄にしないように、行動することを心がけていました。自分から話しかけて早く打ち解けるとよいです。
基本的に週末は、休み(場所によっては休みではないところもある)ので、市内を散策してみたり、海に行ったりするなどしてフィリピンの雰囲気を楽しむのもよいでしょう。日本では見ることができない、東南アジアの街並みや乗り物に感動したのを覚えています。
私にとっては、日本以外で初めて訪れたアジアの国だったので、市内を歩いているだけでも楽しかったです。それとフィリピンの海は有料なので、入るためにはお金を支払わなければなりません。私が行ったカマイヤンビーチは500ペソ(1,100円)でした。学校の近くには大型のショッピングモールもあります。日常品や食料はここで買うとよいです。外に出ると英語を使う機会も増えます。しかし、深夜の外出や、知らない場所へ一人で行くことは、危険です。
将来、海外で働くことに興味がある方や、自分の英語がどれだけ通じるか挑戦してみたい方にiYESのインターンシップをお薦めします。特に大学生にとっては、良い機会です。海外で生活し、働くことで得られるものは、英語力の向上だけでなく、他国の文化を理解して適応する力や日本を離れて暮らすことでしか分からない、日本の良いところを新たに発見する機会などがあります。来て良かった、また戻ってきたいと思えるような、人生の中で貴重な二週間の体験でした。今度は旅行で訪れたいと思います。

Yさん(大学2年)


① コース概要:2週間英語レッスン+2週間インターンシップコース
② インターン先:Sun Plaza Subic hotel
③ スケジュール:12:00~21:00


私はSun Plaza Subic Hotelというホテルにて2週間(10日間)インターンシップを行い、2部署を経験しました。最初の7日間を料飲部(レストランのウエイトレス)にて、残りの3日間をハウスキーピングにて過ごしました。勤務時間は12時から21時までで、昼から夜まで様々なお客様への接客ができたことは貴重な経験でした。
レストランでのインターンシップが始まって最初に苦労したことは、料理やお酒の名前を英語で覚えることでした。そのため、まずは全てのメニュー名をメモ帳に書き写し、滞在先のホテルや休日、お客様がいない少しの合間などにも眺めました。また、自分の手書きの伝票を厨房の方に渡さないとならないので、スペルも正確に覚えようと何度も書いて覚えました。ハウスキーピングでのインターンシップの際に苦労したことは現場の動きについていくことでした。ホテルの専門学校を卒業しましたが、日本でのインターンシップは異なる部署で行なっていたため、現場にいることは初めての経験でした。
ベッドメイキングのやり方を一度教えていただき、次の日に1人で任されましたが手際よく、さらに綺麗にやることはとても難しく時間がかかってしまいました。その後は任せていただけずベッドメイキングに必要なシーツやバスタオルを持ってきたり、自分に出来ることを尋ねてその指示に従って動いたりと、現場のスピード感についていくことで精一杯でした。
3日目の最終日には少しずつ自分なら出来ることが分かり始めてきたので、自分から動き出せるようになりました。レストランでのインターンシップは年齢が近い(20歳~24歳ぐらい)人が多くいました。わいわい賑やかな、「楽しむことが1番!」というような雰囲気の中で働くということは今まで日本では経験できなかったことなので、私の中で新鮮でした。外国の魅力の1つなのではないでしょうか。常連のお客様が多くいらっしゃって、私の名前を覚えてくださったり、私が日本人だとわかると日本語を知っている方が日本語で何度も話しかけてくださったりと温かい方に囲まれて過ごすことができました。
ハウスキーピングでインターンシップを行えてよかったことは現場の雰囲気を体感できたことです。ハウスキーピングスタッフの方もどなたも温かくて、短い期間にもかかわらず仲良くしていただきました。写真が一緒に撮れなかったことが残念です。インターンシップをスタートする前には中沢さんと共に支配人とレストランのマネージャーの方にご挨拶に行きました。その際にまずはレストランでインターンシップをスタートして、その後に他のところも経験してみようと計画していたのですが、実際にインターンシップが始まってから、レストランの仕事を覚えてきて常連の方とも仲良くなった環境から離れるのが寂しい気持ちがありました。そのため自分から新しくこれをやりたいですと言いにくくなっていたのですが、中沢さんとインターンシップの話になった際に「自分が本当にやりたいなら後悔しないようにしないと」と背中を押してくださって、支配人に次の日に自分の気持ちを伝えられました。
わずかな時間でのインターンシップにもかかわらず、「いろんなことをやってみたい」という私の気持ちを実現させてくださった支配人の方、背中を押してくださった中沢さんには本当に感謝しています。私は日本でもホテルにてインターンシップを経験しました。日本にもたくさんの国からお客様がいらっしゃるので、その際も英語を使って接客を行うことができました。その際にできなかったけれども今回のインターンシップでできた貴重な経験は、自分以外のほとんどの従業員が日本人ではない環境の中で働くということです。
お客様に対してはもちろん、従業員に対してももちろん英語なので、わからないことを尋ねるときや指示を受けるとき、自分から頼みごとがあるときなど、英語を使って自分が困っていることやりたいことを伝わるようにすることを経験し、学べました。

しのさん(大学3年生)


① コース概要:1週間英語レッスン+2週間インターンシップコース
② インターン先:Ocean Adventure
③ スケジュール:8:00~18:00

私はOcean Adventureという南アジア唯一のオープンマリン施設でインターンシップをさせていただきました。この施設をインターンシップ先として選択させていただいた理由は大きく2つあります。ひとつは、従業員とはもちろん、さらにお客様と直接触れ合い、会話ができる環境だと考えたからです。2つ目は、前者の理由にもつながりますが、現地のお客様を実際に見ることでフィリピンがどういった国なのか知ることができると考えたからです。私は経営学部ということもあり、フィリピンという国の市場的魅力度についても興味がありました。


業務内容は、パークガイドとしてお客様をガイドすること、パーク内のことについて聞かれたときにお答えすること、ショーに参加できるラッキーゲストを選び、その説明をし、ショーへの参加を交渉すること、パーク内にいらっしゃるお客様にアシカへの餌やりをしていただけるようにお話しすること、などです。Ocean Adventureの方々もまたフレンドリーで、いつも明るく楽しく過ごしているように感じました。私をとても歓迎してくれ、私は常に皆に囲まれていました。私は施設内でSHINという名前で仕事をしており、従業員の方々は私に会うといつも"Hi, Shin!!"と笑顔で呼びかけてくださいました。
仕事は、毎朝のミーティングから始まります。インターンシップがはじまって3、4日は、ミーティングで何を言っているのか聞き取れませんでした。また、何か言いたくても言葉が中々浮かばず、自分の英語力の乏しさに絶望を感じました。フィリピンの方々がとても優しく、落ち込んでいた私を自然と元気づけてくれるような雰囲気であったのが救いでした。それが4、5日目のミーティングの時、私ははっとしました。何を言っているのかしっかりと聞き取れたからです。そして同時に、従業員の方に仕事に関して聞きたいことがあったときに、的確に言いたいことを伝えることが急にできるようになったのです。この瞬間は本当に驚きでした。苦しみながらもめげずに英語しか使えない環境に身を置き続けた結果だと思いました。それからは、従業員の方とのコミュニケーションもより深まり、インターンシップの終わりが近づくにつれて従業員の方も、私も、互いに別れがつらくなっていきました。お客様と積極的にしっかりと会話ができたとき、そして”Thank you, SHIN!”とお客様に言っていただいたときの達成感・充実感は何とも言えないものでした。


フィリピンの方々は非常に気さくで明るく、フレンドリーです。道を歩いているとき、日本では普段、特に都内では、目が合っても何のアクションも起きません。しかし、スービックにいる間は、常に向かいから歩いてくる人と目が合い、そしてニコッと微笑んで”Good morning.”,”Hello!”と挨拶をしてくれます。そこからさらに、道で初めて会った彼らと立ち話になることも多々ありました。会う人会う人皆優しく、温かく、初めて訪れた国なのにとても落ち着くこの安心感、心の充実感は何なのだろうか、と不思議に思いました。
フィリピンという国が決して貧しい国だとは思いませんが、日本の方が進んだ国であることは明らかです。日本の方が清潔で、ハイテクで、便利な生活ができるにも関わらず、私はフィリピンにいるときの方が、心が晴れやかでした。こんなにストレスフリーに感じたのははじめてなのではないだろうかというくらいに心が満たされ、穏やかでした。そして同時に考えさせられました。東京はあんなにも全てのものが揃っており、何不自由なく暮らせるのに、私はフィリピンにいる方が幸福を感じる、と。このことに対して複雑な心境を持ち、虚しさを感じました。


もちろん日本は素晴らしい国であり、否定するつもりは全くありません。ただ、私は、フィリピンという国に魅せられました。初めて来た国、初めて会った人、3週間という短期間、これら全てが嘘のように、まるで以前から知っていたかのように感じさせてくれたあの地の空気、皆さんの心の温かさが大好きです。必ずまた行こう、と決意しました
日本に帰ってきた後もFacebookやMessengerで連絡をしてくださる皆さん、ありがとうございます。多くの方が、”Shino, I really miss you!”とメッセージをくださいます。また、先日、Ocean Adventureでお世話になった方から、”We’re member and talk about you, especially when we talked about Japan, often your name we’ll be mentioned.”とメッセージが届きました。私という小さな存在が彼らの中に大きく残ってくれているということが、私にとって言葉にはできないほどの喜びです。私が彼らの存在を宝物のように大切に感じているのと同様、彼らにもそう思ってもらえているのだと思うと、嬉しさや感動の涙がこみ上げます。
今回の経験がこんなにも充実したものになるとは思ってもいませんでした。英語のスキル以外にも、異なる文化や空気に触れられたこと、心の充実を感じられたこと、日本という国についてよく考える機会になったこと、温かい心を持った皆さんと知り合えたこと、など、実り多い3週間でした。この経験は今後決して忘れることのないものであり、また、私の生き方に大きな影響を与えてくれた、と自信を持って言うことができます。イングリッシュレッスンをしてくださった先生方、Ocean Adventureの従業員の方々、Cabinの皆さん、ma’am Pen、天辻さん、中沢さんはじめ、このプログラムや私の経験に関わってくださった全ての皆さん、貴重な経験をさせていただく機会をくださり、本当にありがとうございました。iYESの活動そのものにも興味をもったので、今後も何らかの形で貢献できたら嬉しいです。

ゆうきさん(滋賀大学 経済学部 ファイナンス学科 3回生)


① コース概要:1週間英語コース、3週間インターンコース
② インターン先:山洋電気
③ スケジュール:8:00~17:00


私はSANYO DENKI PHILIPPINESでインターンシップを行いました。この企業は日系のメーカーですが、当然そこで働く社員の方は現地の方です。日本人の方もいますが、私の場合は現地の社員の方に仕事の内容を教えていただきました。OJTとして3週間インターンシップをさせていただいたのですが、様々な経験をさせていただきました。
日本人の社員の方に工場の案内をしていただいたこともあったので、英語で質問できなかったことも聞けます。私は3週間で「生産管理」「品質管理」「資材」の3つの部署を回りましたが、その部署内でも細かな区分があったので、多くのことを経験させていただきました。現地の社員の方たちは日系企業に務めているということもあってか、日本に対してとても関心を持っているようでした。そのために、現地の社員の方たちとのコミュニケーションの話題には困りませんでした。


また、各部署にはそれぞれ個性的な社員の方が多くいたのでとても楽しくインターンシップを行うことが出来ました。最終日には写真撮影を行ったり、連絡先の交換を行ったりととても友好的な環境です。とても印象深く残っていることとして挙げられるのは、現地の女性社員の方たちとの昼食の際の質問攻めです。とてもオープンな彼女たちにはとてもびっくりしましたが、今ではいい思い出です。日本人の社員の方たちもとても親切でした。帰国の前日には、日本人の社員の方と食事に行きました。一社会人である社員の方たちから様々なお話を聞けたので大変いい機会であったと改めて思います。

Finally, This internship program which is provided by iYES language school definitely made me more confident than before. I believe that this experiences which I gained under difficult situations will help me some day. So if you don’t know what you should do for yourself, I recommend you to participate in this program. You can find something special and be more confident like me. I guarantee this internship program will be good for you.

はるかさん(大学3年生)


① コース:1週間英語コース+2週間インターンコース
② インターン先:Koushin
③ スケジュール:8:00~17:00


インターンシップを経験できる就業先はたくさんありました。最初はどこに応募しようか迷ってしまったのですが、私は製造業のKoushinさんにお世話になりました。B to B企業に興味があったこと、日本人たったおひとりで、50人以上もの外国人従業員をまとめている社長さんは、どんな人だろう。フィリピン進出から現在までの話を直接伺ってみたい、海外支店のマネジメントを実際に見てみたいと思ったことが志望動機でした。結論からいうと、はじめは少し不安だった2週間も大変満足のいく経験となりました。
インターンシップを経験できる就業先はたくさんありました。最初はどこに応募しようか迷ってしまったのですが、私は製造業のKoushinさんにお世話になりました。B to B企業に興味があったこと、日本人たったおひとりで、50人以上もの外国人従業員をまとめている社長さんは、どんな人だろう。フィリピン進出から現在までの話を直接伺ってみたい、海外支店のマネジメントを実際に見てみたいと思ったことが志望動機でした。結論からいうと、はじめは少し不安だった2週間も大変満足のいく経験となりました。


受注から発注までの流れを担っている部署のChenという女性の下に就かせてもらいました。彼女は非常に忙しいにもかかわらず、どんな時でも隣のデスクの私の様子を気にかけてくれました。また、私に沢山のチャンスをくれたことも有難かったです。例えば、部署にかかってくる電話をいつも任せてくれました。電話の応対に不慣れなことと相手がタガログ語かつ早口で話すため、最初は電話が鳴るたびに怖かったです。
しかし、何度スムーズにいかなくても「もう1回やってみなよ」と言ってくれました。また、いろいろな業務を経験できるようにと、新しいタスクを常に与えてくれました。私が不明な点を質問すると、理解するまで非常に丁寧な説明をくれたことも本当に心強かったです。
電話を取ること以外の主な業務は、データ入力や、倉庫で出荷準備をするスタッフへ要件の伝達などでした。Koushinさんは、状況や倉庫の在庫確認などをすべて独自のソフトを使い、PCで管理していました。受注から発送、Invoice作成、日本本社への発注、在庫管理まですべてシステム化されていました。そのソフトの説明だけでなく、実際に使わせてもらい、データ管理を経験させてもらったことは非常に貴重な経験でした。それにより、出荷までの流れや在庫の状況などもイメージしやすかったです。


2週間の間で、一つ目標がありました。それはできるだけ沢山従業員の方たちとコミュニケーションをとることです。そのために自分から積極的に話しかけることを心がけました。初めは挨拶程度だった人たちとも、徐々に打ち解けることが出来たことは1番嬉しかったことです。名前を覚えることは非常に苦労しましたが、名前を覚えることで相手との距離を縮めることが出来たのではないかと思います。
行き帰りの満員のバンでの移動や朝昼共にした食事、1日に2回の休憩時間のお菓子パーティ、清掃イベントなど沢山の時間を彼らと過ごしました。いつも笑顔で親切な彼らといた私は2週間いつも笑顔で過ごすことができました。日本人おひとりで会社をまとめている池田社長のお姿から学ぶことは多くありました。社員みんなから親しまれている池田社長にその秘訣を伺ったのですが「自分は日本人だ、社長だという風に考えるのではなくて、どんな時も”人対人”という風に考えている。」と仰っていました。このお言葉が非常に印象に残っています。また、「自分が多くを説明するよりも、実際にチームの中に入ってみる方が良いと思う。」とはじめからチャンスをくださったことに感謝をしています。

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