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英語教員の教職課程を統一し英検準一級を目標に!


昨今、世界ではグローバル化が進み、国境のボーダレス化が急速に進んでいますが、世界の標準語である"英語教育"では、文部科学省が英語教員の教育改革に乗り出す模様です。

この教育改革では、日本全国にある小中高校生の英語力を高めるため、まずは教育現場にいる教師のレベルを高めることで、中学と高校の英語教員には英検準1級程度の英語力を持たせることを目指します。

これまで英語の教職課程には統一的な指針がなかったため、大学によってそれぞれのやり方で進められてきて、特に日本国内では、「読む」に偏っている学生が多くいましたが、今後は「話す、聞く、読む、書く」の英語4技能をまんべんなく伸ばすことを目標にしています。

国としては2017年度中には英検準1級程度以上の現職教員を中学で50%、高校で75%にするという目標を定めていますが、2014年度の文科省の調査では、公立中で28.8%、公立高は55.4%と国の目標を大きく下回っているのが現状です。