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海外留学時の住民票について



◆住民税

住民税は「1月1日」に住んでいた居住地の市区町村に納めることになっており、同年6月に昨年分(1月~12月)の住民税が決まり、6月から翌年5月までの1年間で払うことになります。

※住民票を抜いた後でも、届け出以降の住民税を支払う必要があるので注意が必要です。

①抜いた場合のメリット

◇国民年金が強制から任意加入になります。(国民年金を納める必要がなくなります。)
◇住民税を払わなくても良くなります。(※前年度の所得と1月1日基準で算出となります。)
◇健康保険料を払わなくても良くなります。

②デメリット

◇国民年金を納める金額が少なくなるため、受給額が減額されます。
◇障害年金を受け損なう可能性があります。
◇健康保険に加入できなくなります。
◇抜いている間は、選挙で投票ができなくなります。
◇印鑑証明が取れなくなります。
◇賃貸や就職において、住民票が必要な状況で困ることがあります。

◆役所手続き

役所手続きは必ず本人が行う必要がありますので、これだけは留学エージェントに代行を依頼することはできません。

また、前年度収入、所在地やそれを管轄する地方自治体、海外での滞在方法、現在の居住タイプ、家族の構成、健康状態などの個々人の情報がベースになる上に、法規定が頻繁に変わります。

そのため、一概に「住民票を抜いた方がいい/悪い」とは留学エージェントも判断が難しい部分となります。

実際に行う手続きはそれほど複雑ではありませんので、役所に行って直接聞いてみましょう。