フィリピンの人口ボーナスは2062年まで!?
急速な経済成長が続く東南アジアですが、各国に平均年齢が若いということが言えます。
企業がASEANへの新規進出を決定する際には、その国の人口や人口ボーナス期を考えるべきポイントとされています。
【人口ボーナス期とは】
子どもと高齢者の数に比べ、働く世代の割合が増えていくことによって、経済成長が後押しされること。豊富な労働力が経済活動を活発にし、稼いだお金の多くを、子どもの教育や高齢者の福祉より、新しいビジネスに回すことができる。
(コトバンクより抜粋)
人口ボーナス期が2062年まで続くとされているのがフィリピンで、急成長が続く東南アジアの中で、最も長い数字です。
なお、日本の人口ボーナス期は2005年に終了しています。
また、東南アジアの2015年平均年齢は以下の通りです。
シンガポール 40.0歳
タイ 38.0歳
ブルネイ 30.6歳
ベトナム 30.4歳
マレーシア 28.5歳
ミャンマー 27.9歳
インドネシア 27.8歳
フィリピン 24.2歳
カンボジア 23.9歳
ラオス 21.9歳
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日本 46.5歳
世界平均 29.6歳
(From Yangon(ミャンマーブログ)より抜粋)
フィリピンは人口ボーナス期が長く、平均年齢も世界平均以下で、東南アジアの中でもトップクラスに低い国なので、今後、更なる発展が期待できるのではないでしょうか。