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ユニオンジャックとは?


日本が国家として承認している国で、イギリスの象徴であるユニオンジャックが国旗内に描かれている国はどれだけあるか皆さんはご存知でしょうか。

代表的な国にオーストラリアやニュージーランドが挙げられますが、他にもフィジー共和国、ツバル、ニウエがあります。

加えて、セントヘレナやアンギラ、バージン諸島、ケイマン諸島、タークス・カイコス諸島、モントセラト、フォークランド諸島などがイギリス領として国旗内にユニオンジャックが描かれています。

では、そもそもユニオンジャックとは何かというと、同じ君主のもとで統治されていたイングランドの聖ジョージ旗(白地に赤十字)と、スコットランドの聖アンドルー旗(青地に白の斜め十字)が組み合わされ、その後、アイルランド合同の際に、アイルランドの聖パトリック旗(白地に赤の斜め十字)が加えられたことによって、ユニオン(二つ以上のものを一つに結合すること)という名称が名づけられ、ジャックに関しては、船首の旗竿(ジャック・スタッフ)につけられたことにより、このユニオンジャックという名称が決定しました。

ユニオンジャックはイギリス連邦(英語ではCommonwealth of Nations)とも呼ばれ、かつてのイギリス(大英)帝国がその前身となって発足し、主にイギリスとその植民地であった独立の主権国家から形成されており、緩やかな国家連合でもあります。

今年4月にはイギリス連邦に所属している70の国や地域が参加する4年に一度の祭典「Commonwealth Games」がオーストラリアのゴールドコーストで開催されます。Commonwealth Gamesはオリンピックに次ぐ規模の大きなスポーツ大会で、毎回大きな盛り上がりを見せています。