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留学豆知識

留学エージェントの選び方


留学エージェントについて


これまでに海外留学やワーキングホリデーをお考えになられた方の中には、留学エージェントを利用して各種手配を依頼してきた方も多いのではないかと思いますが、その際、どのエージェントを利用すればいいのか、と悩まれた経験を持つ方も少なくはないのではないでしょうか?実際に海外留学や、ワーキングホリデーなどを斡旋するエージェントは相当数ありますが、ほとんどのエージェントでご紹介できる教育機関や、手配可能プログラムは似たり寄ったりというのが現状です。ただし、各エージェントからさまざまなプログラムのご案内があった場合において、エージェントごとに手配料や手数料に大きな差があり、結果、留学費用が大幅に異なることになります。

不動産会社と留学エージェントは同じ?


不動産の仲介会社などと同様、留学エージェントは通常、海外の各教育機関に生徒さんをご紹介して、その対価として教育機関より紹介手数料を頂戴しておりますが、お客様からも手数料を収受している有料エージェントと教育機関からの紹介手数料のみで生計を立てている無料エージェントに分けられます。なぜ、有料エージェントと無料エージェントに分けられているかといいますと、有料エージェントの場合、多店舗展開や、従業員の大量雇用、自社資料の作成等で、会社運営に莫大なランニングコストがかかり、結果としてお申込者様(留学生)から手数料を頂戴せざるを得ない状況だということが言えます。毎年決まった人数が決まった期間、留学に行くということが分かっていれば、従業員の大量雇用の必要性も分かりますが、留学には繁忙期と閑散期があり、繁忙期のみ従業員を雇用し、閑散期には従業員を解雇するという訳にもいきませんので、結果としてお客様からの手数料が必要になります。

無料エージェントでも金額が異なる?


次に無料エージェントにつきましては、先でも述べたとおり、各教育機関からの留学生紹介手数料のみで生計を立てているエージェントになりますが、実は無料エージェントの中でも「自社為替レート」を設定し、本来、海外送金時に使用する銀行の為替レートではなく、通常海外送金時に用いられる銀行レートに1ドルあたり5円から15円程度上乗せした金額でお客様から留学費用をご請求しているエージェントが数多くあります。上記の通り、留学エージェントだからといって一括りで考えても料金体系は大きく異なり、結果として使わなくてもよかった費用が発生する場合があります。留学先到着後、現地でできたお友達などと話していて、「同じプログラムなのに自分の留学費用だけ高い」といったお話もよく聞きます。もちろん費用を抑えて留学することが必ずしも良いことだとは言い切れませんが、各エージェントのカウンセラーとしっかりした留学プログラムを決め、費用面でもさまざまなエージェントと比較してみることをお勧めします。

自社で学校運営している代理店には要注意!


特にフィリピンの日本人経営タイプの学校に多く見受けられます。サイト上では多数の学校を取り扱っているように見えますが、当然自校への集客をメインで提案します。そのほとんどはエージェント名と学校名を変えているため、一見すると留学希望者の方々にはわからないようになっています。一部の優良校では、学校とエージェントの役割を明確に棲み分け、こうしたエージェントとの提携自体を拒んでいます。もちろんエージェントが学校を経営すること自体は何ら違法性はありませんが、せめて留学希望者の方々が分かるように、公平に案内するべきだと当社は考えます。

代理店サイト「学校人気ランキング」に注意!


多くのエージェントサイトではランキング形式で学校を紹介していますが、サイトによって一貫性がないとお気づきの方も多いのではないでしょうか。実は、人気ランキングを掲載しているのは「リアルな人気」ではなく、宣伝料の多寡など「エージェントにとってメリットが大きい学校」と考えた方が良いでしょう。中には現地視察や訪問を一切せず、提携先の学校のことを全く理解もしないまま、ただ事務的に提携校を紹介しているというエージェントも、少なからず存在しています。もっと警戒すべきは、学校の詳細説明を他社エージェントに任せ、割引のみ(安さのみ)で契約を迫るエージェントです。嘘偽りのない客観情報を公開しているエージェントとの出会いが現地で後悔しない留学への第一歩です。当社サイト内でもランキングはございますが、渡航者ベースの統計データと経験者の方のフィードバックに基づいて掲載しております。